
将来の生活に不安を抱えるなか、「投資で安定収入を得たい」と考える方が増えています。しかし、株価の変動に一喜一憂するのはつらいもの。本当に安心できる資産形成とは何か──その答えのひとつが、高配当株投資です。

本書『最強の高配当投資 売却益×配当益 爆速で資産を増やす!』は、著者・上岡正明氏が実体験をもとに、配当金と売却益の“二刀流”で資産を築く方法をわかりやすく解説した一冊。
元手200万円からスタートし、破産寸前のどん底を経て、今では年間600万円超の配当収入を得るに至ったそのノウハウは、再現性のある堅実な戦略として多くの読者に支持されています。
本記事では、そんな本書の構成や特徴、読者にとってのメリットまでを詳しくご紹介します。
投資に踏み出すきっかけを探している方、高配当株で資産形成を目指したい方にとって、確かな一歩となる情報をお届けします。

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書籍『最強の高配当投資 売却益×配当益 爆速で資産を増やす!』の書評

本書は、株式投資に対して“怖い”“ギャンブルのよう”といった印象を持つ人にも、一歩を踏み出させてくれる実践的な指南書です。何よりも、著者自身の経験が詰め込まれているため、再現性が高く、現実的な投資手法として多くの読者に受け入れられています。
このセクションでは、以下の4つの視点から本書の背景と価値を紐解いていきます。
- 著者:上岡正明のプロフィール
- 本書の要約
- 本書の目的
- 人気の理由と魅力
それぞれの項目を順に読み進めることで、本書の特徴が立体的に理解できるはずです。
著者・上岡正明のプロフィール
上岡正明氏は1975年生まれ。もともとは放送作家・脚本家としてメディア業界に関わっていた異色の経歴を持ちます。その後、広報・PR分野に転じ、株式会社フロンティアコンサルティングを設立。20年以上にわたり企業ブランディングやマーケティングの第一線で活躍してきました。さらにMBA(経営学修士)を取得し、大学での講師経験も豊富。多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学などで教鞭を執るなど、教育と実務を横断する知見を持っています。
投資の世界に足を踏み入れたのは2004年。当初はFXで大きな損失を経験し、その後株式投資に専念。200万円からスタートし、数年で1000万円、さらに2016年には資産1億円を突破。2023年には年間配当金600万円という実績を持ち、今では資産総額5億円超の“億り人”として知られています。また、自身の投資ノウハウを発信するYouTubeチャンネルでは24万人以上の登録者を持ち、多くの支持を集めています。

上岡氏の歩みから学べるのは、成功体験よりもむしろ「失敗からの回復力」です。
FXの大損、株価暴落での含み損、信用取引の危険性を体験したうえで構築された投資手法には、リスクに対する洞察と自己管理の哲学が息づいています。
本書の要約
この書籍は、株式投資において配当金と売却益の両方を手にするための実践的な手法を、一から丁寧に解説した一冊です。著者の上岡正明氏が長年にわたって試行錯誤し、実際に成果をあげてきた投資戦略を体系化した内容であり、投資の経験が少ない人でもすぐに取り組めるように構成されています。
本書の主軸となっているのは、配当収入を得ながら株価上昇による売却益も狙うというアプローチです。これにより、下落局面では配当で耐え、上昇局面では利益確定を行うという二重の利益構造を作ることが可能になります。高配当銘柄を「買って持つ」だけの受け身な投資に終始せず、適切なタイミングで売却することで資産の回転を促し、さらに効率的な資産形成を実現するというのが本書の肝です。
著者は自身の経験から、最初に狙うべきは「月1万円の配当収入」であるとし、そこから段階的に投資額と配当額を増やしていくことを勧めています。急がず、焦らず、着実に「年間600万円の配当生活」を目指すという現実的な道筋が提示されている点が、読者に安心感を与えています。
また、具体的な銘柄選定基準やチャートの見方、業績の読み解き方といったスキルも豊富に紹介されています。理論よりも実践を重視し、投資における「行動の判断基準」を得たい読者にとっては、非常に有益な一冊といえるでしょう。

配当と売却益の“合わせ技”は、収益の安定性と加速性を両立させる戦略です。
インカムゲインで土台を築き、キャピタルゲインで飛躍する。このバランスを保つためには、業績・チャート・市場動向を総合的に判断する目を養う必要があります。
本書の目的
この書籍の目的は、投資を「特別な人だけのもの」ではなく、誰もが現実的に取り組める手段として提示することにあります。著者は、いきなり大きな資産を築こうとするのではなく、小さな成果から積み重ねていくアプローチを強く推奨しています。たとえば、年間10万円程度の配当金を得ることから始めて、それを再投資することで60万円、さらに100万円と増やしていき、最終的に年間600万円の配当収入に到達するというように、段階的な成長モデルが示されています。
このように、目の前の小さな成功体験を重ねていく設計は、初心者が挫折せずに続けていくうえで非常に効果的です。さらに、2024年から制度が大きく変わった新しいNISA(少額投資非課税制度)にも対応した内容が盛り込まれており、非課税での運用を最大限に活用するための方法についても触れられています。
著者自身の失敗と成功の経験が随所に織り交ぜられているため、「投資で失敗するのが怖い」と感じている人にとっても、安心して取り組める内容となっています。

心理学的にも、目標を小さく分割して成功体験を積み重ねていく方法は、行動を継続するために有効とされています。
本書が提案するステップ型の投資戦略は、まさにそれを応用したもので、最終的なFIREや大きな配当収入という目標に向かって、現実的に進んでいける構造になっています。
人気の理由と魅力
この書籍が多くの読者に支持されている背景には、実践性の高さと信頼感があります。まず第一に、著者自身が忙しい日々の中で実践してきた手法であるため、「週に2〜3時間、日に15分」という現実的な投資時間で再現できるという安心感があります。ビジネスパーソンや子育て中の方など、限られた時間しか取れない人にとっては非常に大きな魅力となっているのです。
また、銘柄の選定においても「高配当」「割安」「チャートの反転傾向」など、明確な基準が設けられており、個人投資家が独自に分析を進めやすいように工夫されています。数字やチャートを使った根拠ある判断が可能であるため、経験の浅い方でも納得しながら投資判断ができるようになっています。
さらに、著者の過去の失敗から学び取った経験が本書には反映されており、単なる成功例の紹介にとどまらず、「何をやってはいけないのか」というリスク管理の視点も丁寧に描かれています。これにより、本書は「攻め」と「守り」のバランスが取れた一冊に仕上がっており、多くの読者に安心と信頼を与えています。

投資の世界では、行動の指針があるかどうかが継続のカギになります。
本書は、銘柄選定のルールや売買のタイミング、リスク管理の考え方まで、読者が迷わず行動できるような“判断の軸”を丁寧に示してくれるのが大きな魅力です。
本の内容(目次)

本書は、著者の経験に基づいた実践的な高配当株投資法を、4つの章と「はじめに」に分けて体系的に解説しています。どの章も、初心者でも迷わずステップアップできるよう設計されており、読むだけで投資への抵抗感を払拭できる内容になっています。
以下の章立てに沿って、それぞれのテーマとポイントを順に見ていきましょう。
- はじめに
- prologue 年数万円レベルではない、本当の配当生活を実現する!
- Chapter1 「高配当&億り人」銘柄をスクリーニングする7つの条件
- Chapter2 有望銘柄をこっそり仕込む!最強チャートパターンの見つけ方
- Chapter3 ニュースや国策はこう読み解く!ファンダメンタルの作法
- Chapter4 決算で配当を確かめ、チャートを見て売買する!実践編
これらのセクションを通じて、読者は配当と売却益を両立するための視点と技術を段階的に習得できます。
それでは、それぞれの内容について詳しく解説していきます。
はじめに
本書の冒頭では、「貯蓄から投資へ」という国の政策的スローガンを背景に、日本人の多くが抱える将来不安と、それに対する資産形成の必要性が語られています。著者は、現代の低金利環境や年金制度の不透明さを直視し、「投資は特別な人のものではなく、今を生きるすべての人の課題である」と提言します。
その上で、株式投資に対する不安を和らげるように、難しいことをせずとも成果が出る方法として「高配当株+長期保有」のスタイルが紹介されます。安く買って、配当をもらいながら、株価が上がったところで売る――そんなシンプルな投資法を丁寧に解説していくことが、この本の基本姿勢となっています。

本書が前提としているのは、「これからの時代、投資を避けては生きていけない」という現実です。
単なるお金儲けの手段ではなく、自分の将来を守る“生存戦略”としての投資。この視点は、読者の投資への向き合い方を根本から変えるきっかけになります。
prologue 年数万円レベルではない、本当の配当生活を実現する!
この章では、著者が掲げる投資哲学の核となる考え方が提示されています。それは、単なる投資のテクニックや短期的な成功体験にとどまらず、誰でも実現可能な「本物の配当生活」への道筋を提示することです。著者は、売却益(キャピタルゲイン)を狙うだけの従来型の投資手法に加えて、配当益(インカムゲイン)を長期的に積み上げていく投資戦略の魅力を説きます。実際に自身が実践してきたこの戦略によって、2023年には配当金だけで600万円を超える実績を上げたというのです。
また、読者が高配当投資を通じて生活基盤を安定させていくためには、「小さな成功体験」を積み上げることが重要であると述べています。つまり、いきなり大金を投資するのではなく、月数千円、年間数万円レベルの配当から始め、それを再投資することで資産と配当を徐々に増やしていくという発想です。著者自身が地獄のような損失経験を乗り越え、投資手法を改善してきた過程も紹介されており、そのリアリティが読者に大きな安心感を与えます。

この章で紹介されているのは、高配当株投資において「結果を急がず、着実に再投資を続けることで複利効果を得る」という王道の戦略です。
特に、日本株市場における低ボラティリティ銘柄を選ぶことで、長期的な安定収益を目指す姿勢が貫かれています。
Chapter1 「高配当&億り人」銘柄をスクリーニングする7つの条件
第1章では、高配当株を選ぶための具体的なスクリーニング条件が7つにわたって提示されています。これらは、単に配当利回りが高い銘柄を選べばよいという単純なものではなく、企業の成長性や財務の健全性、株価の割安性などを複合的に評価した上で、投資先としてふさわしい企業を選ぶための実践的なノウハウです。
たとえば、配当利回りが3%以上であることを確認するのはもちろんのこと、配当性向が極端に高くないか、つまり無理に配当していないかどうかをチェックする視点が紹介されます。また、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る企業の中から黒字転換の兆しがある銘柄を探すことで、今後の株価上昇と安定配当の両方を狙えるとしています。さらに、企業の決算内容やセクターの動向、市場トレンドの反転ポイントを見極める技術、そして移動平均線を利用した割安判断の方法など、実務的な分析手法が豊富に盛り込まれています。
また、著者は一般的な王道を避け、「花道の裏」を行くことの重要性も説いています。つまり、多くの投資家が見向きもしないタイミングや銘柄にこそ、大きなリターンの可能性が潜んでいるという逆張りの視点が、ここでは強調されています。

この章では、株式の本質的価値を見極めるための複眼的な視点が鍛えられます。
特に、配当性向やPBRなどの財務指標を単独で見るのではなく、複数のファクターを組み合わせて判断する「スクリーニングの精度」が投資成果を左右することがわかります。
Chapter2 有望銘柄をこっそり仕込む!最強チャートパターンの見つけ方
この章では、チャート分析を活用して有望銘柄を見つけ、割安なタイミングで買い付ける技術が解説されています。特に、高配当株投資においては、配当利回りだけでなく「買値」が将来のリターンに直結するため、エントリーのタイミングが非常に重要です。著者は、75日移動平均線を基準にチャートの乖離率を確認し、適正な買い場を見極める方法を提案しています。
さらに、買いエントリーの戦略として「順張り」と「逆張り」を状況に応じて使い分ける手法も紹介されます。例えば、株価が上昇トレンドにある場合は流れに乗ってエントリーし、下落局面ではあえて底値を狙って分割購入するなど、実際の売買に活用できるテクニックが満載です。
また、RSIやボリンジャーバンドなどの一般的なテクニカル指標よりも、実際の値動きを見て投資判断を下す「審美眼」の重要性も説かれています。これは、単なる指標依存ではなく、経験に基づいた直感的な判断力を養うという意味でも、非常にユニークな考え方です。

本章の要点は、テクニカル分析を「自動判断の道具」ではなく、「状況を読み解く補助線」として使うことです。
指標に振り回されるのではなく、株価の呼吸を読み取るスキルを磨くことで、より的確なエントリーが可能になります。
Chapter3 ニュースや国策はこう読み解く!ファンダメンタルの作法
この章では、ファンダメンタル分析の一環として、経済ニュースや政府の政策、業界動向をどのように投資判断に活かすかがテーマとなっています。著者は、日々の情報収集に時間をかけすぎるのではなく、重要なメディアを絞って効率的にチェックする方法を提案しています。たとえば、経済紙や証券系ニュースサイトなど信頼できる5つの情報源を活用し、ヘッドラインだけを確認するだけでも十分だとしています。
また、政策動向を読むためには、「骨太の方針」など政府が発表する中長期戦略に目を通し、そこに関連する業界や企業に注目することが推奨されています。海外投資家の売買動向を示す「投資部門別売買状況」なども活用し、市場全体の資金の流れを把握することで、先回りした投資判断が可能になります。
そして、四季報や市場のアノマリー(季節性傾向)といった、ややマニアックながら有益な情報源も紹介されており、単なるニュースの受け売りではない、実践的な活用術が伝授されています。

ファンダメンタルズ分析の真価は、「今起きていること」ではなく「これから起きそうなこと」にどれだけ意識を向けられるかにあります。
未来予測の材料として、ニュースを情報ではなく“ヒント”として扱う感覚が求められます。
Chapter4 決算で配当を確かめ、チャートを見て売買する!実践編
最終章では、著者が実際に投資してきた企業を例に、高配当株投資の実践的な流れが詳細に紹介されています。具体的には、配当金の安定性や増配実績のある企業を中心に、チャートや決算を活用した売買の判断基準が解説されます。
例えば、大同特殊鋼や神戸製鋼所など、一定の業績安定性と高配当を両立している企業の分析を通じて、どのような銘柄がポートフォリオにふさわしいかが明示されます。また、銘柄の入れ替えや利確のタイミングについても、単なる目先の株価ではなく、業績とチャートの両面からの判断が重要であると強調されています。
さらに、著者が実践してきた「資金を分割して投入する」「節目での売却」などのテクニックは、リスクを抑えながらリターンを最大化するための工夫として非常に参考になります。

この章の本質は、投資とは“戦略とルールの積み重ね”であるという点です。
感情に流されず、ルールに従って売買を行うことで、長期的に安定した成果を上げることが可能になります。
成功の秘訣は、一貫した判断基準とその実行力にあります。
対象読者

この書籍は、単なる投資ノウハウの解説書にとどまらず、さまざまな立場や背景を持つ人にとって役立つ知見が詰まっています。
特に、次のような関心や悩みを抱えている方に向けて書かれており、それぞれの目的に合ったアプローチが用意されています。
- 高配当株投資に興味がある人
- 老後の資金形成に不安を抱えている人
- FIREを目指して資産形成したい人
- 日々忙しく投資に多くの時間を割けない人
- 投資初心者で何から始めればよいか分からない人
それぞれのニーズに対して、著者は自身の経験と実績をもとに具体的な解決策を提示しており、自分のライフステージや投資スタイルに合わせた取り組み方が見つかる構成となっています。
高配当株投資に興味がある人
将来に向けて着実に資産を増やしたいと考える人にとって、高配当株は非常に魅力的な投資対象です。本書では「配当金を受け取りながら値上がり益も狙う」という、いわば“二刀流”の投資手法が紹介されています。株価が上がらなくても、保有するだけで企業からの配当を受け取れる点は、長期的な視点で安定的な資産形成を目指す方にとって安心材料となるでしょう。
著者が紹介する手法は、日々の値動きに翻弄されずに済むため、精神的にも安定して投資を続けられるのが特徴です。配当狙いでじっくりと腰を据えた投資をしたい方にとっては、まさにうってつけの一冊です。

配当利回りを重視する投資では、収益性や安定性が重要です。
企業の財務健全性や過去の配当実績、今後の増配余地などを複合的に判断するスキルが求められます。
本書ではそれらをチェックするための具体的な指標や判断基準が丁寧に解説されています。
老後の資金形成に不安を抱えている人
公的年金だけでは老後資金が心もとないと感じている人にとって、高配当株投資は現実的で堅実な選択肢になります。本書では、誰でも少額から始められる方法が紹介されており、無理のないステップで「おこづかい」レベルの配当から「生活費」の足しになる配当へと段階的に資産を育てていく道筋が示されています。
また、株価が下がったとしても配当が入るという仕組みは、資産価値の一時的な変動に一喜一憂することなく、安心して保有し続ける力になります。老後の備えとして、時間をかけて資産を積み上げたい方にとって、本書のアプローチは心強い道標となるでしょう。

将来の生活資金に備えるには、単に資産を貯めるだけでなく、「資産が自分の代わりに働いてくれる」仕組みづくりが大切です。高配当株はまさに“働く資産”の代表格です。
本書では、そうした働く資産をどのように選び、長く育てていくかを実体験を交えて解説しています。
FIREを目指して資産形成したい人
経済的自立と早期リタイア、いわゆる「FIRE」を目指している方にとっても、本書は有益な一冊です。FIREの達成には、一定の資産額と、そこから得られる安定的なキャッシュフローが欠かせません。本書が提唱する「高配当株をコツコツ買い集めて、配当で生活費をまかなう」という戦略は、まさにFIRE実現の核心を突いたアプローチです。
著者自身も、200万円から始めた投資を通じて、数年で「億り人」になり、現在では年間600万円を超える配当を得るまでに至った経緯を公開しており、目指すべき目標として非常に参考になります。

FIREには「リタイアする時点で生活費を上回る不労所得を確保する」ことが求められます。
高配当株投資は、時間を味方につけてこの状態をつくり出す手段として最も現実的な方法のひとつです。本書では、再現性の高いルールと買い方のコツが詰め込まれています。
日々忙しく投資に多くの時間を割けない人
仕事や家庭のことで日々忙しく、投資に時間をかける余裕がないという方にも、この本の内容はぴったりです。著者自身も企業経営やYouTube活動で多忙を極めながら、1日15分、週に2〜3時間程度の投資で年間600万円以上の配当を得ていると語っています。
このように、限られた時間で成果を出すためには「銘柄の選び方」や「買うタイミング」などに明確なルールがあることが大切です。本書ではそれらをシンプルかつ実践的に解説しており、忙しい人でも再現しやすい方法がまとめられています。

効率的な投資には「ルーティン化」がカギです。毎日すべての銘柄をチェックする必要はなく、自分なりのチェックポイントや判断基準をもつことで、短時間でも的確な投資判断が可能になります。
本書はそのための判断軸を整える一冊でもあります。
投資初心者で何から始めればよいか分からない人
「投資に興味はあるけれど、何から始めたらいいのか分からない」──そんな悩みを持つ人は少なくありません。本書はまさにそのような投資初心者に向けて書かれており、難しい専門用語をできるだけ避けながらも、実践的な知識を順を追って丁寧に伝えてくれます。
著者自身が、投資の失敗や破産寸前の苦い経験から学び、安定した投資スタイルを築き上げた経緯も紹介されているため、読者にとっても「自分にもできる」という共感と安心感を得やすい構成になっています。
最初は少額から始め、配当金を得ながら投資に慣れていくという段階的なアプローチが具体的に提示されているので、投資初心者でも無理なくステップアップしていけるでしょう。

初心者にとって大切なのは「成功体験」と「継続できる仕組み」です。
高配当株投資は、成果が可視化されやすく、続けることで自信と知識が蓄積されていきます。
本の感想・レビュー

著者の失敗談が心に響く
私は過去に株式投資で痛い思いをしたことがあるので、再び市場に戻るのに不安がありました。しかし、この本に出会って、その不安が少しずつ和らいできた気がします。著者の上岡さんがFXでの大損失やリーマンショックの苦い経験を正直に綴っている部分に、心を打たれました。
成功者の話ばかりではなく、どん底から這い上がった過程をリアルに語ってくれることで、読者である私自身も「またやってみよう」と前向きになれたのです。著者が語るように、投資に必要なのは才能よりも「戦略」と「継続」。この本を読んで、過去の失敗が決して無駄ではなかったと前向きに捉えることができるようになりました。
初心者でも実践できる安心感
私はこれまで、投資に興味はありながらも「何から始めればいいのかわからない」という理由で、ずっと二の足を踏んでいました。ですが、この本はそんな私のような超初心者にこそぴったりだと思います。読み進めるうちに「これなら私でもできるかも」と思えるような内容が丁寧に解説されていて、安心して読み終えることができました。
なかでも印象的だったのは、最初からいきなり「億り人」を目指すのではなく、まずは年間10万円の配当金からスタートするという現実的な提案です。段階を踏んでステップアップしていく流れがしっかり説明されているので、「投資ってギャンブルでしょ?」という先入観が払拭されました。投資に対する心理的ハードルが下がったのは、この本のおかげです。
目からウロコの銘柄選定法
正直、これまでの私は「配当利回りが高ければ良い株」だと思っていたタイプの投資家でした。でも、この本を読んでその考えは完全に覆されました。配当利回りだけでなく、PBRや増配の有無、さらにはチャートの底打ちや業種のサイクルなど、多角的に見て銘柄を選ぶ手法が紹介されていて、まさに目からウロコの連続でした。
特に、著者が推奨する「7つのスクリーニング条件」は、経験値に関わらず誰でも活用できる実用的な内容でした。具体的な分析視点が盛り込まれているおかげで、今後の銘柄選びに自信が持てそうです。「これまで、なんとなくの勘で選んでいたな…」と反省しつつ、今後は本書の考え方を取り入れて選定の精度を上げていきたいと思います。
配当金が「がまん料」という考え方に納得
私はどうしても株価の値動きに一喜一憂してしまうタイプで、含み損を見ると焦ってしまう癖がありました。でも、本書を読んで「配当金はがまん料」という言葉に、深く頷かされました。この発想を知ってから、保有することへの考え方がガラリと変わった気がします。
高配当株に長期で投資することで、たとえ株価が下がっても、しっかりと配当を受け取りながら回復を待つことができる。その姿勢は、これまでの自分にはなかったものでした。まさに「心の支えになるお金」とでも言える存在です。今後は焦って売るのではなく、冷静に待つという選択肢を持てるようになりそうです。
週2〜3時間の投資で資産形成が可能
本業が忙しく、なかなか投資の勉強に時間を割けない私にとって、著者の「日に15分」「週に2〜3時間で実践可能」というスタイルはまさに理想そのものでした。もっと多くの時間を費やさなければ結果が出ないと思い込んでいたので、この部分にはとても驚かされました。
もちろん、その分だけ戦略はシンプルで効率的に組まれており、再現性も高そうです。日々のニュースチェックやチャート確認も最小限に抑える方法が提示されていて、私のように「忙しくても資産形成をしたい」と考えている人には本当に助かる内容でした。今後は自分のライフスタイルに無理のない範囲で、この手法を取り入れていくつもりです。
キャピタル×インカムの合わせ技が最強
本を読んで最も驚いたのは、「配当金」と「売却益」を同時に狙うという発想が、ここまで理にかなっているという点でした。これまではどちらか一方に偏っていた私の投資スタイルが、まるで霧が晴れるように整理された感覚でした。配当金だけを追い求めていれば、株価が下がるたびに不安が募る。一方で売却益狙いだと、タイミングを見誤ったときのダメージが大きい。そんな不安定な姿勢が、本書を読んで一変しました。
著者が実体験をもとに説く「二刀流の投資戦略」は、想像以上に現実的で、しかも実践的です。高配当株を軸に据えつつ、上昇局面を見極めてキャピタルゲインも得るという方法は、まさに収益を最大化する手段と感じました。年単位で配当を受け取りながら、着実に値上がりを待ち、最終的に売却益も得る——そんな投資スタイルが本当にできるのだと、勇気をもらいました。
新NISAと連動した実践的な解説がありがたい
新NISAの制度が気になってはいたものの、具体的にどのように活用すれば良いのかが分からず、ずっと情報収集の段階で止まっていました。しかし本書では、その新NISAを高配当投資にどう結びつければいいのかが、非常に分かりやすく説明されていて、読んでいて不安が消えていくのを感じました。
非課税の恩恵を最大限に活かすために、どのタイミングで、どんな銘柄を選び、どのように資金を振り分けていくのか。その戦略が明快に語られており、知識ゼロの私でも「これならできるかもしれない」と思えたのです。
制度の概要だけでなく、「どう使うか」に踏み込んでいるのが、この本の実践的な価値だと感じました。
投資スタイルに対する考え方が変わった
以前の私は、投資という言葉にどこかギャンブルのようなイメージを持っていました。大きく儲けるか、大きく失うか。その二択のような気がして、なかなか踏み出せずにいたのです。でも本書を読んで、投資には「静かに育てる」スタイルがあることを初めて知りました。
高配当株を買って、じっくりと保有し、配当を受け取りながら値上がりを待つ。焦らず、過度な期待もせず、でも確実に資産を築いていく。そういう堅実なアプローチが存在するということを、この本は教えてくれました。
投資に対する心構えが変わると、情報の捉え方も、リスクの受け止め方も、すべてが変わっていく。まさにマインドセットを切り替えてくれる一冊でした。
まとめ

本書の内容を振り返ると、著者が自らの経験をもとに編み出した高配当株投資の戦略が、どのように再現性のある方法として体系化されているかがよく分かります。特に、初心者でも一歩ずつ実践できるよう丁寧に書かれている点は大きな特徴です。
このセクションでは、読了後に得られる気づきや、次に踏み出すためのヒント、そして本書全体の意義を紹介します。
- この本を読んで得られるメリット
- 読後の次のステップ
- 総括
それぞれの項目を確認することで、自分にとって本書がどのように役立つかを再認識できるはずです。
この本を読んで得られるメリット
以下では、この本から得られる主なメリットについて詳しくご紹介します。
配当と売却益の両方を狙う「合わせ技」の魅力を理解できる
本書の最大の特徴は、配当という安定収入を得ながら、同時に売却益による利益も追求する「合わせ技」のアプローチが明確に提示されている点です。従来の配当投資本では、インカムゲインに特化したスタイルが多く見られましたが、この本ではキャピタルゲインも取りに行く戦略が丁寧に解説されています。これにより、単に保有するだけでなく、買い時や売り時の判断力を養いながら効率的に資産を増やす考え方が身につきます。
チャートの基礎からスクリーニングの具体的手法まで学べる
投資初心者が特に悩みがちな「銘柄の選び方」についても、非常に実践的な内容が詰まっています。移動平均線や底値圏の見極め方など、チャートの基本的な読み方を、例え話を交えながら丁寧に解説しており、株価の動きに苦手意識を持っている人でも理解しやすい構成になっています。また、配当利回りやPBR、業績の変化など、スクリーニングの観点も段階的に紹介されているため、自分の投資軸を見つける手助けにもなります。
生活の中で無理なく実践できる投資スタイルが身につく
本書では、日に15分、週に2~3時間程度の時間で行う投資スタイルが紹介されています。フルタイムの仕事や家庭の事情で時間が限られている読者にとって、これは非常に現実的で心強いモデルと言えるでしょう。ポイントは、短時間でも適切な判断を下すための視点や習慣が身につくよう構成されていることです。限られた時間の中でも継続しやすく、再現性の高い投資手法が、無理なく生活に根づいていきます。
投資への不安を乗り越えるメンタル面の支えが得られる
著者自身がかつて大きな損失を経験し、そこから立ち直って5億円の資産を築いたという実体験が全編を通じて語られているため、読者は単なる理論書では得られない「生きた教訓」に触れることができます。どんなに準備をしても不安はゼロにはなりませんが、本書では、含み損を「がまん料」ととらえる発想や、長期保有の意味を実感できる説明が多数盛り込まれています。読むほどに、自分にもやれるという確信がじわじわと育ってくるはずです。

投資を“行動”に変えるには、納得できる理由と明確な手順が必要です。
本書ではその両方が明示されているため、読者は思考停止ではなく、自ら判断する習慣を身につけることができます。
読後の次のステップ
本書を読み終えたあと、多くの読者は「具体的に何から始めればいいのか」「自分に何ができるか」を考えたくなるはずです。理論を学ぶだけではなく、実際に行動に移すことで初めて知識が自分のものになります。
ここでは、読了後に取るべき具体的なステップを、初学者にもわかりやすくご紹介します。
step
1自分の投資目的を明確にする
まず最初に取り組みたいのは、自分がなぜ投資を始めるのかという目的を見つめ直すことです。本書では「おこづかい稼ぎから始めてFIREを目指す」という流れが示されていますが、すべての人が同じゴールを目指すわけではありません。老後資金を準備したいのか、副収入を得たいのか、それとも資産を最大化したいのか。目的によって運用方針も変わるため、自分なりの軸を持つことが重要です。
step
2証券口座を開設し、チャートに触れてみる
目標が定まったら、実際に証券口座を開設して投資のスタートラインに立ちましょう。開設そのものは数日で完了しますが、重要なのは口座を作ったあとにチャートに触れてみることです。本書で繰り返し説かれているように、チャートを見て「底値」を把握する感覚は実践を通してしか養われません。はじめは難しく感じるかもしれませんが、見続けることで次第に目が慣れてきます。
step
3少額からでも実際に投資してみる
投資の知識は、実際にお金を動かしてこそ本当に身についていきます。無理に大きな金額を投入する必要はありません。まずは自分が納得できる銘柄を1つ選び、少額で買ってみましょう。配当金を受け取ったとき、値動きを肌で感じたときに、書籍で学んだ内容が現実と結びついていく感覚を得られます。これこそが「知識が血肉になる」瞬間です。
step
4定期的に銘柄を観察し、スクリーニングを習慣化する
一度投資を始めたら、それで終わりではありません。本書でも紹介されている7つのスクリーニング条件を思い出しながら、日々のニュースや決算情報に目を通す習慣を作りましょう。慣れてくると、割安な銘柄や上昇しそうな業界が見えてくるようになります。銘柄選びは経験を重ねるほど精度が上がっていくため、継続することが成功のカギになります。
step
5配当金の記録をつけて成長を実感する
配当投資は「待つこと」が重要な投資スタイルです。短期間で大きな利益が出るわけではありませんが、確実にお金が積み上がっていきます。その手応えを感じるために、もらった配当金はすべて記録しておきましょう。月ごとに、あるいは四半期ごとに合計を見直すことで、「増えている実感」を得られ、モチベーションの維持にもつながります。

高配当投資は一攫千金ではなく、戦略と習慣によって構築される“仕組み”です。
読後に行動へとつなげるステップを一つずつ丁寧に踏み出すことで、知識は「成果」に変わり始めます。
まずは身の丈に合った第一歩を、確実に踏み出していきましょう。
総括
本書は、ただ単に高配当株の銘柄リストを紹介する投資本ではありません。著者・上岡正明氏自身の実体験を土台に、失敗と成功を積み重ねてきた20年超の投資人生から得られた「リアルな知恵」が、極めて実践的な形で語られています。そこには、単なる理論や数字の羅列ではなく、時間を味方につけて資産を着実に増やしていくという、堅実で具体的なステップが描かれています。
特に特徴的なのは、インカムゲイン(配当収入)とキャピタルゲイン(売却益)の両方を戦略的に組み合わせる「合わせ技」としてのアプローチです。高配当株投資というと、長期間じっと保有して配当をもらうだけの退屈な投資スタイルと思われがちですが、本書では、タイミングを見極めて売却益を得るという動きも重要視されています。この柔軟で戦略的な考え方は、多くの読者にとって新鮮に映るでしょう。
また、全体を通じて貫かれているのは、「誰にでも再現可能な方法論」であるということです。特別な才能や大金は必要ない。必要なのは、コツコツ続ける姿勢と、正しい情報をもとに判断する力を育てる意識です。そのために、本書では銘柄選定の明確な基準、チャートの見方、エントリーと利確の判断法、さらにはニュースの読み解き方に至るまで、あらゆる角度からノウハウが網羅されています。
加えて、著者自身がかつて破産寸前の経験をしていることも、この本に独自の説得力を与えています。失敗から這い上がった過程を隠さず語ることで、「自分にもできるかもしれない」と感じさせてくれる、非常に人間味のある一冊になっています。高配当投資というテーマにとどまらず、人生を切り拓くためのヒントが詰まっているといっても過言ではありません。

この本を読み終えた読者は、おそらく「配当で暮らす」という夢を、現実の選択肢として意識しはじめるはずです。
そして、それを実現するために必要な具体的行動の数々が、本書のなかにきちんと用意されています。
読み終えた瞬間から、次の一歩が踏み出せる、そんな力を与えてくれるのがこの本の本質です。
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