この記事では、簿記3級の「合格に必要な勉強時間」「合格率」「試験日」「申し込み方法」「受験料」を解説していきます。
簿記3級は、履歴書の資格欄に記載できる資格です。取得すれば面接の際により好印象を残せます。
また、簿記の知識があれば財務諸表が読めますので、自営業や経理の実務、会社の経営分析ができるようになります。
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簿記3級の「合格に必要な勉強時間」
簿記3級の合格に必要な勉強時間の目安は100時間ほどです。
ただし、簿記の予備知識があれば、100時間よりも短い勉強時間で合格できる可能性があります。
たとえば、商業高校出身の人や経理業務経験者は、ある程度学習経験があるためスムーズに勉強を進められます。
簿記3級の「合格率」
簿記3級の合格率は、おおむね40~50%前後です。
回(実施年月) | 合格率 |
第161回(2022.6.12) | 45.8% |
第160回(2022.2.27) | 50.9% |
第159回(2021.11.21) | 27.1% |
第158回(2021.6.13) | 28.9% |
第157回(2021.2.28) | 67.2% |
第158回・第159回の合格率が突出して低いですが、これは試験方式の変更と出題区分の改定があった影響です。
その後は40~50%前後に戻っています。
日商簿記3級では、基本的な商業簿記を扱います。
2級以上で扱う工業簿記が含まれず、商業簿記の出題範囲も狭いため、簿記を初めて学ぶという方でも十分合格を狙える難易度です。
メモ
簿記3級の「試験日」
簿記3級の試験日は、
・2022年6月12日(日)
・2022年11月20日(日)
・2023年2月26日(日)
です。
3級 試験日 | |
161回 | 2022年 6月12日(日) |
162回 | 2022年 11月20日(日) |
163回 | 2023年 2月26日(日) |
簿記3級の「申し込み方法」
申込受付日時、申込受付方法は、商工会議所によって異なります。
試験日の約2か月前になりましたら、受験希望地の商工会議所までお問い合わせください。
メモ
簿記3級の「受験料」
簿記3級の受験料は、全国統一で2,850円(税込)です。
2020年からネット試験方式が導入
現在ネット試験が行われているのは、日商簿記2級と3級で、1級は対象外となっています。
パソコンを使う試験なので、自宅で自由に受験できると想像する人もいるかも知れませんが、試験会場・日時は商工会議所から指定された試験センターです。
ネット試験が始まっても、統一試験はこれまで通り実施されます。
ペーパー方式の統一試験とネット試験は試験の出題範囲や問題の難易度は同じなため、試験方法による難易度に差はありません。
簿記3級に合格するためのテキスト・問題集
簿記3級の勉強に使用する本には、「テキスト」と「問題集」があります
始めにテキストを使って理解し、次に問題集を使って試験に備えるのがお勧めです。
下記の記事では、簿記3級に合格するために有用な本を紹介しています。
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