投資の知識

【ウォール街の相場格言】売買タイミングが分かる投資格言【パート2】

【ウォール街の相場格言】売買タイミングが分かる投資格言【パート2】

この記事を読めば、「ウォール街で使われている、売買タイミングが分かる格言」について解説していきます。


株式市場は流動的です。

安い時に買って高いときに売るというタイミングさえ間違えなければ、確実に株式投資得利益を上げられます。


実際はそんなに簡単なものではありませんが、これから紹介する投資格言を知れば、多少なりとも勝率を上げることができるでしょう。


損は早く切れ(損切りを素早く)

損は早く切れ(損切りを素早く)

損している銘柄は早く切って(損切りして)、それ以上損が膨らむことを阻止するべきだ、という意味です。


損をしたという事実を認めたくないために、買値よりも大きく値下がりした銘柄を長期保有し続けている投資家は少なくありません。

そういう銘柄に限ってなかなか値上がりせず、投資効率を極端に悪くすることになりがちです。


Cut your losses short


落下しているナイフをつかむな

落下しているナイフをつかむな

落下しているナイフをつかむのは非常に危険です。下手をすれば大けがをしてしまいます。

落下し始めた株式を買うのもリスクが大きいです。さらに大きく値下がりする可能性が多きからです。


安値で買いたいのであれば、株価が十分に値下がりし、下げ止まった時に買うのがベストです。

下げ止まった時であれば、ケガをする可能性はほとんどありません。


Don't catch a falling knife


株は5月に売り抜けろ

株は5月に売り抜けろ

Sell in may and away を直訳すると「5月に株を売れ、そして逃げろ」ですが、「5月に売り抜けろ」「5月に売り逃げろ」などと訳して使われることが多いです。


米国の株式市場では、4月から5月上旬にかけて株価が上昇し、5月下旬から6月にかけて下落する傾向があります。

前年度に納めた税金の還付金が春先に戻ってくるため、それが株式市場に流れ込んで4~5月に株価が上昇しやすくなります。


一方、米国のヘッジファンドや金融機関、企業の大半が12月決算(中間決算は6月)を採用しています。

ヘッジファンドは、中間期末の1~2カ月ほど前から、決算対策のために利益確定の売りを出したり、顧客の解約に備えて株式を売却する必要が出てきます。

このため、5月中旬から6カ月にかけて、株価は下落しやすくなります。


このような相場の習性から、この格言は生まれました。

ただし、その傾向があるというだけで、この格言通りになる年もあれば、ならない年もあります。


Sell in May and go away


日先観で投資をするな

日先観で投資をするな

数日後、数週間後の短期的な相場予想で、投資をしてはならない、という意味です。


目先観でば売買すると、どうしてもマネーゲーム、バクチ感覚になりやすいです。

それはそれでスリルがあって面白いという面もありますが、短期投資で得られる利益は限られており、大きな成果を期待するのは難しいです。


マージンコールと決して出会うな

マージンコールと決して出会うな

マージンコールとは信用取引で担保が不足して、追加の担保(追い証)を求められることです。


信用取引では予想が外れた時には、早めに損切りして損を最小限にとどめるようにすべきです。

追い証を求められるまで、引き伸ばすのは間違っています。


信用取引で予想が外れた時、どの時点で反対売買して手仕舞うか迷うところですが、理想を言えば追い証が発生する前に手仕舞いたいところです。

一方、日本では「最初の追い証の時に売れ」という相場格言があります。


Never meet a margin call


大統領選の年には株価が上がる

大統領選の年には株価が上がる

米国では、過去のデータ(あるいは経験則)から、このようなことが言われています。

「大統領選の前年は株価上昇率が高い」という経験則もあります。


日本でも「総選挙の年は株価が上がる」と言われています。

大事な選挙の時には景気が良く、株価が高い方が政権にとって有利なのです。

このため、政府は景気をよくする政策を相次いで打ち出す傾向があり、それが株価の上昇をもたらす、と考えられています。


相場でも儲けるにはもうひとりの馬鹿を探せ

相場でも儲けるにはもうひとりの馬鹿を探せ

株を高値で売るためには、高値で買ってくれる人がいなければなりません。

高値で買う人は、その株が今より値上がりしてもっと高値を付けると考えているのです。


そういう根拠のない期待を持って高値で買ってくれる投資家(馬鹿?)がいるお陰で、株式の売買は成り立っている、とも言えるのです。


過去の成績は将来の結果(成績)を保証してくれるわけではない

過去の成績は将来の結果(成績)を保証してくれるわけではない

投資信託などの運用成績について言えることですが、過去にどんなによい成績を上げても、将来もよい成績を上げるという保証はありません。

相場環境は常に変わるため、運用成績も常に変動するものだからです。


投資信託などで過去の高い実績をウリにしている商品を時折見かけますが、過去の実績が今後も続くとは考えないほうがよいでしょう。

相場環境が激変すれば過去の実績に関係なく、運用成績が悪化するということもあるからです。


日本の相場格言にも「当たり屋といわれた頃から曲がりだし」というのがあります。


Past performance does not guarantee future results


相場は明日もある

相場は明日もある

相場の見通しに迷ったり、自身を持てなくなったりした場合には、慌てる必要はありません。

売買を何日も休んで様子を見て、自身が持てるようになった時に売買すればよいのです。

相場は今日だけでなく、明日も明後日も、あるいは数ヶ月後、数年後にもあるのですから。


自身が持てない時は、何カ月、何年でも休み、自身が持てるようになった時に、株式投資に復帰しましょう。


迷わば休むべし、相場は常にあり

迷わば休むべし、相場は常にあり

売り買いに迷った時は休むべきです。

投資はいつでもできるのだから、という意味です。


株式投資は義務ではありません。迷っている時には無理して手を出す必要はありません。

誰がやっても儲かる可能性が高い相場(長い低迷相場から脱出して上昇相場に転じた初期)がやってくるまで、辛抱強く待ちつづければよいのです。


市場は不確実なことを嫌う

市場は不確実なことを嫌う

市場ではどうなるか分からないという不確実な状態を最も嫌います。

よい方向に確定すれば相場は上昇します。

逆に、悪い方向で確定すれば、一時大きく値下がりすることがあっても、悪材料出尽くしで相場が底を打って上昇に転じる可能性があります。


不確実な状態が続けば売りも買いもできず、中途半端な(不安定な)相場展開が続くことになります。


退屈な相場で売るな

退屈な相場で売るな

売買が少なくて株価が動かない退屈な相場(低迷相場)では、株を売るべきではない、という意味です。


安い値段でしか売れないし、時には買い手がいなくて売れないこともあるからです。

持ち株を売るのであれば、買手が殺到しているような相場に活況のある時にこそ行うべきなのです。


Never short a dull market


難平ができるほどの金持ちはカーネギー、モルガン、ロックフェラーの3人しかいない。しかし、彼らはそんな事をするほど愚かではない

難平ができるほどの金持ちはカーネギー、モルガン、ロックフェラーの3人しかいない。しかし、彼らはそんな事をするほど愚かではない

難平とは、買った銘柄が値下がりしたような場合に、同じ銘柄を買って平均かいコストを引き下げることです。

本格的な下げ相場の時にナンピンすると、お金がいくらあっても足りなくなる恐れ場あります。


また、そういう買い方は必ずしも効率的ではありません。


決すれば進むべし、機は瞬間に去る 幸運の女神は前髪をつかめ

決すれば進むべし、機は瞬間に去る 幸運の女神は前髪をつかめ

決心したら、すぐに行動に移すべきです。

もたもたしていると、チャンス(幸運の女神)はあっという間に去っていきます。


優柔不断な男は、女性にも幸運の女神にも嫌われてしまいます。


長期投資を本気でするつもりなら、弱気相場が稼ぎ時と考えるべきだ

長期投資を本気でするつもりなら、弱気相場が稼ぎ時と考えるべきだ

米国の有名な投資家、ジョン・テンプルトンの言葉です。


長期投資の基本は安く買って高く売ることです。

安く買うのなら、弱気相場(下げ相場)で株価が大きく値下がりしている時が絶好のチャンスです。


悲観を買って楽観を売れ

悲観を買って楽観を売れ

米国の有名な投資家、ジョン・テンプルトンの言葉です。


投資家の誰もが悲観している時(景気が悪く、株価もかつてない安値を付けているような時)に買って、誰もが楽観的になっている時(景気が絶好調で、株価もかつてない高値を付けている時)に売れば、株式投資で大きな成果を得ることができます。


テンプルトンは「悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である」という名言も残しています。


終わりよければすべてよし

終わりよければすべてよし

途中でいくら失敗して損が出ても、最後に成功して資産が大きく殖やすことができれば、それですべてがよい、ということになります。

これは株式投資だけでなく、人生のあらゆる分野についても言えることです。


シェイクスピアの戯曲に「終わりよければすべてよし」という題名の作品がありますが、これが出所という説もあります。

「最後に笑うものが一番よく笑う」というのも同じような意味です。


All's well that ends well


株式投資の極意は、よい銘柄を見つけて、よいタイミングで買い、よい銘柄である限りそれを持ち続けること。これに尽きる

株式投資の極意は、よい銘柄を見つけて、よいタイミングで買い、よい銘柄である限りそれを持ち続けること。これに尽きる

米国の著名な投資家、ウォーレン・バフェットの名言です。

よい銘柄とは、長期的に業績がよいことが期待でき、しかも事業内容が分かりやすいことなどです。


よいタイミングとは株価が企業の実態価値を下回っていて割安なことです。

そういう銘柄を手に入れたら、よい銘柄であり続ける限り長期にわたって保有し続けることが、バフェット流の必勝法ということになります。



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