投資の知識

【日本の相場格言】相場を読む時の格言17選【パート1】

【投資格言】相場を読む時の格言17選【パート①】

この記事では、「相場を読む時の格言」について解説していきます。


株式投資は、安い時に買って高いときに売るのが鉄則です。

相場を読むことができるようになれば、株式投資で利益を上げられるようになります。


 

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山高ければ谷深し

山高ければ谷深し

相場の山が高ければ高いほど、下げに転じたときには谷が深くなる、という意味です。

大相場(大型の上昇相場)の後にやってくる大暴落と、その後の下げ相場は長くて深くなる傾向が強いということです。


「株価は元の古巣にかえる」「株価の里帰り」という格言があるように、大相場が終わった後の株価は、大相場が始まる前の株価水準まで戻ることが多いです。

大相場で株価が高くなればなるほど、その後の下げも大きくなることを肝に銘じておきたいところです。


谷深ければ山高し

谷深ければ山高し

相場の下げが深ければ深いほど、上昇相場に転じた場合の山は高くなることが期待できる、という意味です。


格言は多くの場合、あてはまるが、時には必ずしもこの通りにはならないこともあるため、信用しすぎは禁物です。

下げがあまりに深いと、投資家に不安心理がいつまでも残り、それが次の上げ相場の山を低くすることもあるからです。


当たり屋につけ、曲がり屋に向かえ

当たり屋につけ、曲がり屋に向かえ

予想がよく当たり、儲かっている人を当たり屋、予想が大きく外れ大損している人を曲がり屋といいます。


当たり屋のことを真似し、同じことをすれば儲かります。

逆に、曲がり屋に対しては、反対のことをすれば儲かる、という意味です。


当たり屋と呼ばれる人は、相場上手で、予想が的確なことに加えて、当たり屋という評判が出ると、チョーチンがつくため、なおさらよく当たるようになります。

一方、曲がり屋といわれる人たちは相場が下手で、予想がよく外れることに加えて曲がり屋という評判が立つと、周りの投資家が曲がり屋とは反対の投資行動を取るようになるため、ますます曲がるようになります。


上昇に転じた相場は上昇を続け、下落に転じた相場は下落を続ける

上昇に転じた相場は上昇を続け、下落に転じた相場は下落を続ける

相場は一定期間、同じ方向に動く傾向があります。

上昇に転じたら一定期間、上昇トレンドを続け、下落に転じたら一定期間、下落トレンドが続きます。


では、どれくらいの期間同じトレンドが続くのかと言えば、「小回り3カ月、大回り3年」というのが1つの目途とされています。

このようなトレンドに逆らって投資すると、よい結果は得られないとされています。


行き過ぎもまた相場

行き過ぎもまた相場

相場に行き過ぎはつきものです。

上に行き過ぎるとバブル、下に行き過ぎると逆バブルという現象が起きます。


相場はファンダメンタルズ(景気や企業業績、金利など)+人気(需要関係)によって決まります。

ファンダメンタルズはある程度計算できますが、人気だけは予想外のことが起こりがちです。


この人気次第で相場は上にも下にも行き過ぎるのですが、行き過ぎも相場の一環です。


出来高は人気のバロメーター

出来高は人気のバロメーター

相場の人気がどの程度あるかを測る物差しが、売買高(出来高)です。


東証1部の1日の売買高が20~30憶株を大きく超える日が何日も続くと、相場は加熱していると判断されます。

逆に、20憶株を大きく割り込む日が何日も続くと、相場は閑散としていると判断されます。


個別銘柄でも、売買高が急増し始めると株価が上昇する可能性が高いと判断されます。


不景気の株高

不景気の株高

景気がよくなれば株価も上昇するというのが一般的ですが、ごくまれに、不景気なのに株価が大きく上昇して大相場に発展することもあります。

いわゆる金融相場がその代表格です。


景気が悪いため、企業は設備投資を手控えます。景気が悪いと金利が低くなるため、債権や預貯金の魅力もなくなります。

そうなると、使い道のなくなった企業の資金が株式市場に大量に流入して、不景気の株高(金融相場)が起こることもあるのです。


金融相場は景気が回復し、金利が上昇すれば終わりを告げます。

そして、その後にやってくるのは景気(企業業績)回復に見合った業績相場です。


投機家に相場観はいらない

投機家に相場観はいらない

投機家は一か八かのバクチ感覚で株式の売買を行うため、相場観がなくても困らない、ということです。

しかし、相場観を持たない投機家が、株式投資で成功することは難しいです。


株式投資には投資と投機の両面がありますが、投資と考えて、景気や企業業績と相場の関係を研究しながら売買したほうが、成功する確率が高くなります。


買いやすい相場は安い 売りにくい相場は安い

買いやすい相場は安い 売りにくい相場は安い

買いやすい相場、売りにくい相場とは、相場が大きく下落して相当な安値水準にある時です。

日本を代表するような優良株までが安値圏で放置されている時など。


このような時には、景気や企業業績が悪いなど、それなりの理由があるのです。

また、相場は一度、下降トレンドに入ると、それが一定期間続く傾向があります。

このため、弱気相場では割安感が強まっても株価はなかなか上昇せず、むしろさらに値下がりするケースが少なくありません。


このような状況を指して、「買いやすい相場は安い」「売りにくい相場は安い」といいます。


買いにくい相場は高い 売りやすい相場は高い

買いにくい相場は高い 売りやすい相場は高い

買いにくい相場、売りやすい相場とは、相場がかなり上昇して相当な高値圏にある時です。

どの銘柄も数年来の高値を付けており、株価収益率(PER)も割高です。


このような時には景気や企業業績が好調で、投資家の人気も高いです。

しかし、相場は一度上昇トレンドに入ると、それが一定期間続く傾向があります。

このため、強気相場では株価はなかなか下落せず、むしろ上昇を続けるケースが少なくありません。


そこで、「買いにくい相場は高い」「売りやすい相場は高い」ということになりがちです。


大保ち合いは大相場

大保ち合いは大相場

大保(おおも)ち合いは大相場。


長い間保ち合い状態(ボックス相場)が続いて銘柄は、保ち合いを上へ抜けると大相場に発展することが多いです。

ボックス相場では、上限に近づくと信用取引のカラ売りが植えます。

ところが、株価がその上限を突き抜けて大きく値上がりすると、空売りしていた人達が慌てて買い戻さなければならなくなる為、株価上昇に拍車がかかるようになるのです。


買いたい弱気、売りたい強気

買いたい弱気、売りたい強気

安く買いたいため、相場についてわざと弱気(買いたい弱気)の考えを語ったり、持株を少しでも高く売りたいために、強気(売りたい強気)の相場観を述べている人がいます。


機関投資家のファンドマネージャーや運用担当役員などに取材したりすると、この人の強気は本当の強気なのか、売りたい強気なのか、考えさせられることが多いです。

証券マンは万年強気を唱える人が多いですが、弱気を言っていたのでは商売にならないからで、まさに売りたい強気ということになります。


株価の里帰り 株は元の古巣に戻る

株価の里帰り 株は元の古巣に戻る

上昇相場に転じると、株価はかつて付けた高値を目指して上昇することが多く、下げ相場に転じると、かつて付けた安値に戻ることが多いです。

このような株価の習性を「株価は元の古巣に戻る」「株価の里帰り」などと表現されています。


株価が上昇に転じた時には、過去にどんな高値を付けていたかを調べれば、株価の天井がどのあたりなのかを予想することができます。

逆に、ピークを付けた後に値下がりに転じた時には、過去の安値を調べればどのあたりで下げ止まるかの目安を知ることができます。


小回り3カ月、大回り3年

小回り3カ月、大回り3年

相場のトレンド(波動)は一定期間続いた後、がらりと流れが変わることがよくあります。

短くて3ヶ月、長くて3年というのが過去の経験則からみた平均的なトレンドの長さです。


人気による目先の相場は約3カ月、景気拡大に伴う大相場は約3年続くと考えれば、この格言相場の意味がよく理解できると思います。


天井3日、底100日(底3年)

天井3日、底100日(底3年)

「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」というのは林芙美子の有名な言葉ですが、相場の世界では「相場の天井は短くて、苦しき底の長かりき」ということになります。


天井は3日しか続かず、底は100日も続くという意味ではなく、3日というのは非常に短い、100日というのは非常に長いということをそれぞれ表現しています。


上り100日、下げ10日

上り100日、下げ10日

相場というものは長い期間をかけて少しずつ上昇していくが、下げる時は大暴落を重ねて、坂道を転げ落ちるようにあっという間に元の安値にもどっていきます。


この大暴落を避けるためには、大相場の後期・末期には持株を全部処分して株式市場から遠ざかるに限ります。


節分天井、彼岸底

節分天井、彼岸底

株式市場は2月3日の節分の頃に天井をつけることが多く、3月21日前後の彼岸の頃に底をつけることが多い、というこれまでの経験則です。


これは1月の新春相場で株価が上昇を始めるからです。

日本の上場企業は3月決算が多いため3、月決算期末が近づくと持ち合い解消売りや決算対策売りなどが増えることが原因と考えられます。


しかし、最近は新春相場も見られず、この格言が使われることはほとんどありません。



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