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【日本企業の衰退?】トヨタがEV電池を中国企業から調達

【日本企業の衰退?】トヨタがEV電池を中国企業から調達

トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は2021年11月11日、2022年半ばから世界で販売する初の量産電気自動車(EV)を公開しました。

共同で車台を開発しており、トヨタの「bZ4X」(ビーズィーフォーエックス)は多目的スポーツ車(SUV)で価格は未定です。

基幹部品となる電池はグループ内だけではなく中国勢からも調達し、生産体制を安定させます。


トヨタが寧徳時代新能源科技(CATL)の製品を採用

トヨタが寧徳時代新能源科技(CATL)の製品も採用

トヨタは経営資源の大半をEVに振り向ける競合他社とは一線を画し、EVだけではなくハイブリッド車(HV)や燃料電池車(FCV)を含めた品ぞろえで勝機を探ります。

bZ4Xはその戦略商品のひとつとなります。


電池はトヨタとパナソニックが設立したプライムプラネットエナジー&ソリューションズのほか、中国の車載電池世界大手、寧徳時代新能源科技(CATL)の製品も採用しました。

航続距離(1回の充電で走行可能な距離)は460~500キロメートル前後になります。


寧徳時代新能源科技(ねいとくじだいしんのうげんかぎ)は、中国にある世界最大手の電気自動車用の電池メーカーです。

2017年には出荷量でパナソニックを抜いて電気自動車用の電池メーカーで世界一となりました。


車載電池の確保を巡り調達競争が激化

車載電池を巡り世界の自動車メーカーの間で調達競争が激化するとみられています。

自社グループからの購買には限界があることから、調達ルートを多様化することで安定的な生産体制を整えます。


新型EVの電池は耐久性が高いのも特徴です。

経年劣化で少なくなっていく容量を10年後も90%維持することを目標に開発しました。

電圧や温度を多重監視するシステムを採用し、電池に負荷がかからないように制御します。


エンジンを搭載していないために車体前部のデザインの自由度がある

開発を担当したトヨタZEVファクトリーの城隼人主幹は「重心を低くした設計にしており、走ることが楽しい車を目指して開発している」と話しています。

5人乗りで、後部座席も成人男性が乗っても幅広い空間を確保。車両のルーフには太陽光パネルを搭載し、発電した電気で何キロメートル走行できるかが表示されます。


エンジンを搭載していないために車体前部のデザインの自由度があり、T字型の頭が印象的な「シュモクザメ」のようなデザインになっています。


トヨタとスバルの共同開発

トヨタとスバルの共同開発

スバルは2022年中までに日本や米国、欧州などで発売

スバルも同日、初めて世界向けに販売するEV「ソルテラ」の仕様を公開しました。

22年中ごろまでに日本や米国、欧州などで発売します。


5人乗りのSUVで、bZ4Xと基本のスペックは同じです。

前輪駆動車と四輪駆動車の2パターンを用意し、航続距離はそれぞれ約530キロメートルと約460キロメートルとしました。


 

トヨタは2025年までに7車種発売する方針

トヨタとスバルはこれまでもスポーツ車を共同開発してきました。

スポーツ車はトヨタが企画とデザイン、スバルが開発と生産を担い12年に発売し21年に全面改良しました。

トヨタは「GR86」、スバルは「BRZ」の車名で販売しています。


今回のbZ4Xとソルテラはトヨタが生産を担い、基幹部品の電池もトヨタの調達網で確保しました。

日本と中国で生産しますが、既存車両の製造ラインを活用し専用の拠点は設けないといいます。


トヨタは「TOYOTA bZ」シリーズとして位置づけるEVを、25年までに7車種発売する方針です。

今回はその第1弾にあたります。

30年に世界でハイブリッド車(HV)を含めた電動車で800万台の販売を計画しており、そのうちEVと水素を使うFCVが200万台を占めます。


まとめ

まとめ

トヨタは経営資源の大半をEVに振り向ける競合他社とは一線を画し、EVだけではなくハイブリッド車(HV)や燃料電池車(FCV)を含めた品ぞろえで勝機を探ります。

電池はトヨタとパナソニックが設立したプライムプラネットエナジー&ソリューションズのほか、中国の車載電池世界大手、寧徳時代新能源科技(CATL)の製品も採用しました。

航続距離(1回の充電で走行可能な距離)は460~500キロメートル前後になります。



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