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中国の借金や経済について学べるおすすめの本6選【2024年版】

中国の借金や経済について学べるおすすめの本

中国は2027年にGDPが米国を抜き世界一になるとも言われています。

とてつもない経済成長をしていますが、その実態はどうなのでしょうか?


この記事では、中国の借金や経済について学べるおすすめのを紹介していきます。


こんなに借金大国・中国 習近平は自滅へ!

こんなに借金大国・中国 習近平は自滅へ!

チャイナ・ウォッチャー二人の最新予測!

・米中貿易戦争で「中国製造2025」「一帯一路」は破綻!
・中国は、GDP(国内総生産)の10倍・9700兆円の負債を抱えて四苦八苦
・世界の「情報覇権」を狙うファーウェイ(国策スパイ企業)
・トランプは本気で中国5Gを排除・撃滅する覚悟だ
・習近平も「一族の利益優先」の宗族主義を実践している
・ヒトラーのユダヤ虐殺に匹敵する習近平のウイグル虐待
・追い込まれた中国。日本は中国経済の破綻に備えよ


レビュー・口コミ

hijさん

米中貿易戦争の勃発で中国経済はどうなるのか。日本にはどのような影響があるのか、誰しも気になるところだが、わが国のマスコミはこと中国に関しては忖度ばかりで本当のことを報道しない。中国の実態を知るには、本書を読むにしくはない。面白いネタが随所に挿入されている。

例えば、アメリカの富豪は息子に贅沢させない。ロックフェラーの息子もハンバーガー店でバイトをして学費を稼いだ。ところが中国の大富豪のドラ息子たちは世界中の大学でベンツ、フェラーリをガードマン付きで乗り回している。親のおかげで贅沢しているのに親の会社を継いで苦労しようとはしない。だから中国企業は一代で倒産するところが多い。150年続いた会社は6社しかない。ちなみに日本は150社もある。

中国は技術を盗むことで悪名が高いが、特許弁理士のモラルが低い。外国企業が特許を申請するとわざと誤訳し、本物は自分が発明したことにして出願する。すると本物のほうに特許が下りるので、その権利で大儲けするのだとか。弁理士がどうしてベンツ、フェラーリを乗り回せるのか、こんなからくりがあった。なお、「令和」という商標登録出願が数千件あったが、日本の内閣が発表する4日前に出願されたというから、わが国の国家機密管理はどうなっているのか、お寒いかぎりだ。

独裁者習近平はいまや裸の王様になり下がった。風力発電に多額の補助金を出し風力発電基地がたくさんできたのはよいが、気象条件を調べもせずにつくったから、風がなくて回らないものもある。習近平が視察に来たとき地元はモーターで風車を回したとか。とんだお笑い草である。習近平には毛沢東のカリスマ性も鄧小平の狡猾さもない。周りをイエスマンでかため、全部自分が取り仕切らなければ気が済まないから体力ももたないのではないか。米国を敵にまわしたために経済の破綻は目に見えている。あと何年もつか見ものである。






3つの切り口からつかむ図解中国経済

3つの切り口からつかむ図解中国経済

中国は広大な国土、14億の人口を抱え世界第2位のGDPを持ち、全世界に多大な影響を及ぼしているが、独特の経済運営がなされ、情報統制もあり、経済の実態はあまりにも知られていない。

日本とも、さまざまな外交的な軋轢はあるものの、中国への工場進出だけでなく、消費財の輸出、インバウンド需要などで関係は強まり、その概略の把握はビジネスパーソンの教養となってきている。


本書は、中国経済の分析を専門とするエコノミストが長年のノウハウを活かし、中国当局発表の統計だけでなく、国連やIMFなどが発表したものも駆使。その実情をビジュアルに描き出す。


レビュー・口コミ

number_20200811さん

本書を読み、日本から見ていた中国とは、全く違う印象を受けた。
一帯一路構想で、新たな経済圏の誕生(もはや一帯一路ではないが)
これが本当に可能であるならば、相当広範囲の経済圏が動き出すこととなる。
今現在も14億人という人的資本は動いている。

中国は日本のような政治体制ではあるが、決定的に違うのが、三権の上に中国共産党がある点である。

この中国の躍進をどう捉えるのか。
そして改めて日本の経済停滞感を知ることとなった。

新聞記者さん

統計数字や図表を駆使しており、数値で中国の実力を確認できる。不正確とも言われる中国の統計だが、しっかり読み込めば中国経済の問題点が見えてくる。

中国を論じる者はイメージだけの空疎な議論をしないためにも、本書で基礎から学び直すべきだろう。中国は「中所得国の罠」にはまるのか?、中国の外貨準備は十分か?、などを論じた中国経済深層分析編は知的好奇心をくすぐる。



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白桃書房
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中国の経済改革 歴史と外国に学ぶ方法論

中国の経済改革 歴史と外国に学ぶ方法論

本書は、中国の歴史上の主要な改革や欧米、旧ソ連の改革からの教訓を導き出しています。

戦国時代の商鞅、北宋時代の王安石、明の時代の張居正が主導した改革、清末の戊戌変法、新政までの五大改革について取り上げ、既得権益層との闘い、人材育成、環境変化に応じた改革目標の調整などの困難を乗り越えられなかったと指摘(ほとんどが失敗)。同時に、戦後の台湾の改革を成功事例として取り上げている点が注目されます。

また、市場主義にもとづく改革を進めたサッチャー・レーガン政権を成功例、旧ソ連の崩壊をもたらしたゴルバチョフ改革を失敗例とし、それぞれの成否を分けた要因を検証しています。


著者たちは古今東西の改革の経験から、改革方法論の重要性、指導者のリーダーシップ、国民の合意、指導者の魅力・力量、政府と市場、国有企業と民間企業、政府と国民、国と地方との関係の調整、理論・世論・組織・人材・方策の準備の必要性を指摘。

それをもとに現代中国の改革を総括し、これらの要素が今後の改革成功には不可欠だとします。

著者たちの改革への熱意と視点の高さがうかがえる注目の書です。


レビュー・口コミ

前田 晋作さん

訳者コメントにもある通り、集中的に読むだけでも勉強になります。



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日経BP 日本経済新聞出版本部
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それでも習近平が中国経済を崩壊させる

それでも習近平が中国経済を崩壊させる

世に数多出た「中国崩壊論」。

でも「いったいいつ崩壊するんだ?コロナ禍からも中国はいち早く復活したでなないか」と突っ込みを入れたくなる人も多いだろう。

そう、中国はコロナ禍にあえぐ他国に比べ、よほど盤石に見えるだろう。


ところが・・・中国内部のデータを調べると・・・負債は制御不能で、何と1京円(1兆円の1万倍)を超えた!

世界一を誇っていた外貨準備高も今や激減! 失業率は20%以上に! 失業者は何と1億4千万人を超えたのだ。


レビュー・口コミ

ドルチェの飼い主さん

2002年に中国はWTOに加入した。当然、各国はWTOのルールを守る方向へ中国は変化するものとして投資を活発化させた。日本の対中投資も江沢民時代の8年で2.1兆円だったものが、胡錦涛政権下の8年では7.6兆円に増えている。特にリーマンショック後の異常な円高により投資はドライブがかかり、日本国内から多くの製造拠点が中国に移動した。結果、どうなったかと言えば「日本のGDPが中国へ移動し」日本の空洞化が進んだだけなのだ。

結局、市場開放、資本移動の自由化、知財の保護などWTOのお約束など反故にされ、中国から見事に「ヤルヤル詐欺」にあっているのだ。最近は筆者の言う「国進民退」だ。それどころか、習近平は「太平洋は広い、アメリカよ2分割しよう」などとオバマにほざいた。待ったをかけたのはトランプ大統領で今日に至る。

この本では、例えば高速鉄道の現状、32億人分のマンションなど、いままで一般には報道されない経緯、内実がかなり詳しく報告され、ゾンビ国家・中国の実情を知るのに大いに役立つ。

宮崎正弘/福島香織両氏が対談で「最近『中国崩壊論』の崩壊などといわれてますねえ」と自嘲気味に言っていたが何年前だったろう。

香港やウイグルでの人権弾圧、ジェノサイドは抜き差しならない状況だが、日本の政治家やマスコミは声を上げない。一日も早く、ゾンビの屍を見なければいけない。本書を読み、思いを新たにした。

ベルテシャツァルさん

とても面白かったです。内容は、かなり深刻な中国の経済の実態を説得力ある説明をしながら、話を進めて行きます。一気に読みました。

中国って、こんなにも危ない経済危機を抱えているのか?と世間一般に言われている、中国像とは全く違う、いつ破綻してもおかしくないという話に驚きました。まるで、中国の中身が見えるような話が盛りだくさんでした。

そして、習近平の目指す政治と経済の話では、習近平が足を引っ張っているというのです。習近平は、あくまでも統制経済論者で、民間企業、たとえば、アリババとかが、せっかく稼ぎ頭として、中国の世界制覇まで、お先棒を担ごうとしていたのに、習近平にかかるとそれもダメ。そういう事例がたくさん出てきます。

中国高速鉄道の話や、地方経済の破綻の話、不動産バブルの話、金融危機等々、今まさに中国共産党100周年というこの時期に、「それでも習近平が中国経済を崩壊させる」。タイムリーな本でした。






現代中国経済〔新版〕

現代中国経済〔新版〕

「世界の工場」の過去・現在・未来
中国経済は急成長し,GDPはいまや世界2位。

ダイナミックに発展する「世界の工場」中国の多様な側面を,新しい分析やデータを交えて描く。

世界一となった中国の工業力の源泉である労働、資本、技術の現状と将来を分析するとともに、工業の担い手であるさまざまな企業について解説し、中国の成長が持続可能かどうか検討する。


中国経済を深く知ることができるエキサイティングな一冊!


レビュー・口コミ

のぶさんさん

本書の特徴は、著者の専門である産業研究を中心として組み立てられた中国経済の教科書である。

計画経済と市場経済の重要論点を押えて、労働、財政金融、技術を論じる。そして筆者の専門である産業を外資系企業、民間企業へと論が展開される。

中国の経済発展は、計画から市場へ転換しながら政府が役割を変えてきたと同時に、企業という経済主体が背負ってきたことを考えると、まさに現代中国経済論である。

文章も読みやすく、データも更新してHPで公開するということなので、変化の激しい中国経済においても「賞味期限の長い」教科書になるだろう。



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中国の行動原理-国内潮流が決める国際関係

中国の行動原理-国内潮流が決める国際関係

世界各国と軋轢を起こす中国。その特異な言動は、米国に代わる新しい国際秩序への野心、国益追求、さらには中華思想だけでは理解できない。

本書は、毛沢東・鄧小平から習近平までの指導者の意志、民族の家族観、秩序意識、イデオロギーの変遷、キメラ経済、政治システムなどから、現代中国の統治の中心にある中国共産党の行動原理について明らかにする。

彼らはどのような意図、ルールのもと、国家を動かしているのかを描く。


レビュー・口コミ

Kawaramachiさん

とくに興味深かったのは第5章及び6章だった。

5章では広西チワン自治区がACFTAの拠点として経済成長をしようとしてきた自治区の動きが詳細に書かれている。邦語の本や情報では、どうしても中央政府、北京政府の動きの分析、報道が中心となり、省や自治区単位の政策についてはすくないので、それだけでも貴重で興味深かった。実際には省や自治区が主体となりむしろ中央政府に働きかけているような事例でも日本では中央政府のものとして理解されているものがあるのではと課題を想起させるような内容だった。

6章の国家海洋局についても同様で、トップや北京政府の方針と思われているものが実際には各行政が主体となっている事例があって、その動機は組織原理、組織の生き残りや拡大欲によるものもあるという事例を教えてくれる。

尖閣をめぐる中国海洋の動きも日本では、政権の方針として理解されるのが当然であったが、著者の詳細な分析によれば、担当部局の、ミクロの行動の結果であって、その国際的なハレーションに、むしろ胡政権、中央政府が振り回された、という分析を示し、非常に説得力があった。

逆に2章のエマニュエル・トッドの家族論にもとづく組織分析による中国政府の組織分析は、文化論的なものであって、疑問が残った。著者がもちだす、エピソードもエピソード主義にすぎず、実証的とは思われない。

また中国人としているが、分析の前提となっているのはあくまでも漢民族であって中国人=漢民族という前提にも疑問が残る。
中国の対外政策は内政の延長であり、国際利害を中心に決定されているのではないという視角は、学問的には重要かもしれないが、むしろ常識的には驚きはないようにも感じた。ただその内政の意思決定過程の主体となる組織の解説はとても参考になった。

いずれにせよ、問題点はあるように思われるが、5章及び6章を中心に得るものは非常に多く、購入してよかった。



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