勉強も経験もせずに勝てるほどデイトレードの世界は甘くありません。
ゼロサムゲームの中で鎬を削るわけですので当然でしょう。
この記事では、デイトレードで勝てるようになるおすすめの本を紹介していきます。
この記事で紹介する本を読めば、デイトレードで勝てるようになる必要な情報を得ることができます。
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デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術
アメリカのトレーダー養成機関「プリスティーン」が、デイトレーダーとして株式相場で成功するための心構えを凝縮した一冊です。
忘れてしまいがちな事を表現を変えながら繰り返し述べられているので、より信念を持って売買できるようになります。
レビュー・口コミ
本書は、初心者を脱したレベルの人にとっては、基本的なことしか書いてないように感じ、物足りなく思うかもしれません。
しかし、長年トレードの世界に身を投じて失敗を重ねてきた人には、本書に書かれている言葉に感動するはずです。
書かれている基本的な事が、自分が失敗したトレードの原因、対処方法をメンタル的に明確に言い当てているからです。
損切りすることに心が揺さぶられている内はまだまだということのようです。
初心者を脱したい全てのトレーダーにお勧めです。
少なくとも半年以上トレードの経験がないと、本書に書かれている意味の本当のところを理解するのは難しいでしょう。
失敗の経験がないと本書に書かれている言葉が心に響かないからです。
なので長年トレードをしてきた人にとっては、本書はとても有意義なものになるはずです。
本書には、「トレーディングというゲームは、少数派と多数派の優れた者と無知な者のそして持てる者と持たざる者の間の恒常的な戦いです」と書かれています。
優れた少数派になるにはこの本は必須でしょう。
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第1章 トレーディングの勝者への誘いー熟練したトレーダーの世界を理解する
コストがいかに高いか分かっているか
熟練したトレーダーはわずかな道具しか必要としていない
今、この場所で成功を追求する
熟練したトレーダーは、なぜチャートで取引をするのか
チャートは嘘をつかない
マネーの足跡をたどる
テクニカル分析を知るか、死ぬか
錆びたナイフだけで銃撃戦に参加してはならない
まずは知識を求めよ、利益はその次である
短期の時間軸ートレーディングの正確性を高める鍵
なぜ短期の時間軸が最も安全なのか
3つの発見
愛ートレーダーの力の源泉
トレーダーと占い師
第2章 優れたトレーダーへの精神修行ートレーディング行動を修正する鍵
ギャンブルかトレーディングか
勝ちは常に勝ちではないし、負けは常に負けではない
大衆は長期にわたって勝ち続けることはできない
バンドワゴン効果ーマーケットの仕組みを垣間見る
お金がすべてではない
疑問を持つことの危険性
ポジションの取り方でトレーディングの8割は決まる
認知が現実となる
実利は利益にならない
ウォール街では、事実は問題ではない
取引で成功するためには人間性を捨てなければならない
大多数が恐れをなして踏み込まないところにチャンスが潜んでいる
空に雲一つない場所は警戒せよ
トレーダーの成功を測る真の尺度
何もしないことがベストの選択肢である場合
小休止することー最も重要な行動
不作為の教訓
考え方ではなく、取引の仕方を教えてくれ!
今、手元にあるもので何ができるか
自分の過去を好きになれるか
苦痛と快感のサイクルを打破すること
健全なテクニックは健全なセンスを育てる
適度なパラノイアは精神衛生上好ましい
株式ではなく、人を取引する
前向きな考え方が違いを生む
前向きな態度でトレーディングすること
毎日考えるべきこと
第3章 「逆境」と「損失」-トレーディングで成功するための必要条件
逆境という力
損失を利用する方法
少額の損失ー熟練したトレーダーの証
どのようにマーケットは語りかけてくるか
成功するための負け方
毎日新しい気分で迎える事
変えられないものを受け入れることを学ぶ
負けが勝ちになり得る
大負けを軽蔑することを学ぶ
熟練したトレーダーの2つの人生
成長は時間の経過によって花咲く
負けることに耐えられなくなる時
授業料を最大限活かすために
第4章 真の勝者を目指すトレーニングー失ったマネーと時間を取り戻すために
真似るべき勝者を見つけ、そして超えること
指導者の人間性が問題である
自分の将来への投資をケチってはならない
今日、取引ができ、教えることができる者
第5章 トレーディングにおける7つの大罪ーいかに戦い、打ち勝つか
第1の大罪ーすぐに損切りできないこと
損切りができない罪をいかに排除するか
第2の大罪ー利益を勘定する
利益を勘定する罪をいかに排除するか
第3の大罪ー時間軸を変更すること
時間軸を変更する罪をいかに排除するか
第4の大罪ーより多くを知ろうとすること
より多く知ろうとする罪をいかに排除するか
第5の大罪ー過度に自己満足に陥ること
自己満足に陥る罪をいかに排除するか
第6の大罪ー間違った勝ち方をすること
間違った勝ち方をする罪をいかに排除するか
第7の大罪ー正当性
正当化の罪をいかに排除するか
どのようにして悪魔を探し出し、やっつけるか
自分を苦しめる悪魔の親玉をやっつける
第6章 熟練トレーダーへの道ー成功をつかむための12の法則
第1の法則ー己を知る
第2の法則ー敵を知る
第3の法則ー早いうちに何らかの教育を受ける
第4の法則ー己のもっとも貴重な資源を守る
第5の法則ー物事を複雑にしない
第6の法則ー己の損失から学ぶ
第7の法則ートレーディング日誌をつける
第8の法則ー低位株にばかり注目してはならない
第9の法則ー分散投資をしてはならない
第10の法則ー時には何もしないことが最良の行動である
第11の法則ー厳かに撤退する時期を知る
第12の法則-言い訳は一文の得にもならない
第7章 究極のトレーダーの秘密ーすべてのトレーダーが知るべき15の掟
第1の秘密ーウォール街にプレゼントは落ちていない
第2の秘密ー誰かが自分の反対サイドにいて、彼らは友達ではない
第3の秘密ープロは希望を売り、初心者は希望を買う
第4の秘密ーホームランは敗者のためにある
第5の秘密ーチャートを作れば、大衆はそれに従う
第6の秘密ーすべての主要な株価指数は嘘をつく
第7の秘密ー寄り付きの後に買いを入れるほうが望ましい
第8の秘密ー寄り付きの前に利食っても報われない
第9の秘密ー東部標準時の11時25分から14時15分は最悪の時間帯
第10の秘密ー夜明け前が一番暗い
第11の秘密ーウォール街のカリスマは常に間違っている
第12の秘密ー決算発表に基づく取引は初心者のすること
第13の秘密ー買い上がるほうが確率が高い
第14の秘密ー安値で買って高値で売る手法はデイトレードには向かない
第15の秘密ー次に何が起こるかを知ることが利益をもたらす
第8章 10の教訓ー究極のトレーダーになるために
第1の教訓ー相場が良くない時には現金が一番
第2の教訓ー時間の分散がマーケット・リスクを最小化する
第3の教訓ー買うこととポジションを積み増すことは違う
第4の教訓ーマーケット全体にとらわれてはいけない
第5の教訓ー犬を売り、人形を買う
第6の教訓ーマーケットの下落局面で実力が分かる
第7の教訓ー情報誌やアドバイザーを採点せよ
第8の教訓ー時は金なり
第9の教訓ー勝者は自ら事を成し遂げ、敗者は流されるまま
第10の教訓ー「誓い」の力を使う
第9章 究極のトレーダーから最後の言葉
母からの人生の教えとトレーダーへの教訓
本書を読み、なぜ成績が上がらないのか分かったような気がします。
「感情に流されず正しいと思うことを信じてやっていけばトータルでは必ず利益が残る、1つの勝ち負けにはこだわらず信じていればきっと報われる」という内容に勇気づけられました。
トレーダーを目指す全ての人におすすめです。
市場で敗者にならないための教訓が書かれている。
しかし、この本に書かれていることを忠実にこなしていける人は多くはないでしょう。
知り合いに市場から退場して戻ってこれなくなった人が何人かいますが、この本に書かれていることを実践できていなかったように感じています。
何度読んでも忘れがちなことを思い出させてくれる良本。
これからトレードを始めようと考えている人がこの本を読んでもチンプンカンプンでしょう。
誰もが期待しているような必勝法を記載している本ではありません。
しかし、この本にはトレーダに必要な情報が詰まっています。
トレーダーにとって優秀なトレーダーが増える事は望ましいことではありません。
自分の勝率が下がるからです。
その意味で、本書が世に広まるのは避けたい事態ですが、著者に感謝を込めてレビューさせてもらいました。
とてもいい本です。
トレードで勝てるようになる手法ではなく、メンタルや心構えが学べる本です。
何度も読み返していますが、その度に心に刺さる言葉があります。
¥2,178
(2024/11/20 10:13:38時点 Amazon調べ-詳細)
株・スイングトレードで月10万円稼ぐ技術
サラリーマンでは豊かになれません。
統計的にも私たちの給料は上がっておらず、支払うべき保険料は上がっています。
そして残念ながら日本経済の先行きは暗いです。
そんな中、政府からは老後2000万円が必要などと言われているわけです。
サラリーマンが豊かな生活を送りたいのであれば、給料以外の収入を得る必要があります。
この本を読めば、下記のものが手に入ります。
・月10万円を稼ぐ損しない技術
・1日10分の具体的な銘柄選定方法
・最も利幅がとれるエントリー、イグジット方法
・経済的自由
トレードは楽して稼げるものではありません。
しかし、初めは結果が出なくても、継続すればスキルが向上し収益が安定しています。
レビュー・口コミ
本書は、スイングトレードで利益を上げれるようになる本です。
スイングトレードとは、数日から数週間の短期間で売買を完結させるトレード手法です。
現物取引でも可能ですが、資金効率、取引コストを考慮すれば、レバレッジを効かせられる信用取引に適した取引手法です。
スイングトレードを副業にしている会社員です。
スイングトレードに関する書籍は少ないですし、良書となくとさらに限られてくるので本書の存在は非常に貴重です。
実践的要点が押さえられており、非常に分かりやすいです。
スイングトレードの魅力がわかる本だと思います。
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スイングトレードは通常数日から数週間に亘って保有し続けます。
これはスイングトレードの保有期間が株価の動向で変わるためです。
長期的な株式の保有が目的ではなく、短期で利益が出れば確定できる取引を目的としているため、企業の業績等を重視するよりも、テクニカル指標やチャートなどを重視しての取引となります。
投資に関する本を何冊も読んできましたが、1ヶ月もすれば本の内容を忘れていることが多いです。
本書は、伝えたいことが簡潔に書かれているので、覚えておくべきことがしっかりと頭の中に残ります。
負けないようになる方法が具体的に示されています。
この本で書かれていることを実践しても成績が上がらないのであれば、スイングトレードに向いていないのかもしれません。
本書には、「大口がどう動きそうかを考えて行動するべき」との記述があります。
初心者の私にはプロの考え方を知る良い機会になりました。
読んでよかったです。
スイングトレードで勝てるようになりたいのなら読んでおくべき書籍だと思います。
銘柄の選び方、エントリーや利確の方法等、著者の実績に基づくスキルが惜しげもなく公開されています。
紹介されているポイントを押さえることで、誰でも利益が出せる再現性があると思います。
投資初心者の方や思うように利益が出ず投資スタイルに迷っている方にも読んでいただきたい一冊です。
上昇トレンド時のスイングトレードは、上昇トレンドが継続していると判断される銘柄の株価が、下値支持ラインを下回らないであろうとの予想に基づいて売買を行います。
株価が下がってきたら買い、その後、上値抵抗ラインに接近してきたら売り返済してポジションを解消するのが一般的です。
一方下落トレンド時は、株価が上値抵抗ラインを大きく上回らないであろうとの予想に基づいて売買を行います。
株価が上値抵抗ラインに近づいてきたら信用売りをし、その後、下値支持ラインに接近したところで買い戻してポジションを解消するのが一般的です。
¥530
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ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理
『ザ・トレーディング』は、個人投資家、機関投資家を問わず、世界中のトレーダー・投資家にバイブルとして読み親しまれてきた「現代の古典」の全面改訂版です。
新たな研究とテクニックが追加され、さらに内容が充実した良書となっています。
レビュー・口コミ
旧著に比べかなり読みやすくなっています。
トレードには技術面だけでなく精神面も求められますが、その両方を余すところなく記述されています。
バイブルとして読み親しまれてきたことにも納得です。
本書では、王道テクニカルをはじめ、具体的なトレーディングシステムの領域まで解説されています。
なかでもトリプルスクリーンの概念は、トレーディングで成功するための本質と言えるでしょう。
他にも、出来高や時間の考え方、マーケット全般を分析するための指標、そして最も重要なリスク管理にも触れています。
本書を読めば、わずかな揺れではビクともしない投資スタンスが作り上げられるはずです。
チャートの性質を丁寧に説明していて、素人にも非常にわかりやすいです。
本書を読めば、チャートは人間の心理を表す表情豊かなものだと言うことが良くわかると思います。
金額がとても高く、躊躇していましたが買ってよかったです。
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感情心理のコントロールから資金管理、リスク管理、テクニカル指標の使い方まで、トレーディング全般を網羅している本です。
本書を読んでトレーダーのバイブルと言われている理由が分かりました。
これからトレードを始めようとしている人には少し難しい内容だと思うので、多少の実践経験がある人にお勧めの本です。
掲載されている図表はすべてフルカラーで刷新されており、ルールとテクニックに関する詳細なコメントが添えられています。
実例は基本的なスキルを踏まえたうえで明確に表現され、なおかつ実践的な技術が共有されているため、トレーダーの指南書として、しばしば模倣されるものの、ひとつとして同じものが存在しない業界のバイブルとなっています。
その洞察および現代のマーケットへの体系的なアプローチは、初心者、上級者を問わず、あらゆるトレーダーから高く評価されています。
投資家の心理から始まり、値動きの原理、テクニカル分析、リスク管理、マネーマネジメント、トレードプラン…トレーダーに求められるものがすべて記載されています。
トレーダーに必要な要素のほとんどが本書1冊に集約されているといっても過言ではありません。
¥5,280
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FXデイトレード・スイングトレード
書店に行けば、外国為替市場の歴史を語る入門書やFXの仕組み・ルールの解説本、テクニカル分析の解説書、トレード手法の紹介本など、FXに関連する書籍はいくらでも見つかります。
しかしながら、「この1冊だけを読めば、FXへの入門ができ、始めたあとも何度となく読み返すに堪えうる本」は意外と見つからないものです。
仕事柄、この分野の本はそれなりに読んできたつもりですが、再読に堪えうる本は、実はそれほど多くないように思います。
訳者の手前味噌に聞こえるかもしれませんが、本書には、FXを始めるにあたり、必要な知識と実践的な取引手法の解説がバランスよく配されており、FX入門者から初〜中級者までの幅広い読者が繰り返し読むに値する一冊になっています。
レビュー・口コミ
これからFXを始める人にも読みやすい優しい本です。
前半は外国為替市場の歴史と市場について。
中盤は具体的なトレード戦略について。
最後が各国通貨の特徴について。
特に良かった点は、テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらについても丁寧に記載されていたところです。
著者は18歳でニューヨーク大学の大学院を卒業しているそうなので、天才なのでしょう。
天才の言っていることが理解できるかな?と不安でしたが、翻訳が良いのか…とても読みやすいです。
外国為替取引のしくみ、歴史から始まり、実践で使える分析手法、戦略、各通貨の特徴など、網羅的に書かれています。
知識を整理するのにも大変役立ちました。
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第1章 外国為替市場ー今日もっとも今日成長する市場
第2章 外国為替市場の歴史的な出来事
第3章 外国為替市場を動かす要因
第4章 外国為替市場をより深く検討する
第5章 外国為替市場をもっとも動かす経済指標
第6章 通貨間の相関とその使い方
第7章 さまざまな相場状況に応じたトレードの方針
第8章 テクニカル・トレード戦略①
マルチタイムフレーム分析
第9章 テクニカル・トレード戦略②
二重のボリンジャーバンドを使う
第10章 テクニカル・トレード戦略③
ダブルゼロで反転を狙う
第11章 テクニカル・トレード戦略④
本来の動きを待つ
第12章 テクニカル・トレード戦略⑤
はらみ足のブレイクアウトを狙う
第13章 テクニカル・トレード戦略⑥
ダマシのブレイクアウトで逆を張る
第14章 テクニカル・トレード戦略⑦
直近20間のブレイクアウトを狙う
第15章 テクニカル・トレード戦略⑧
チャネルレンジ・ブレイクアウトを狙う
第16章 テクニカル・トレード戦略⑨
パーフェクトオーダーの形成で仕掛ける
第17章 ファンダメンタル・トレード戦略①
通貨の強弱を測る方法
第18章 ファンダメンタル・トレード戦略②
レバレッジド・キャリートレード
第19章 ファンダメンタル・トレード戦略③
マクロ・イベント・ドリブン・トレード
第20章 量的緩和と外国為替市場への影響
第21章 ファンダメンタル・トレード戦略④
商品相場を先行指標に使う
第22章 ファンダメンタル・トレード戦略⑤
債券の利回り較差を先行指標に使う
第23章 ファンダメンタル・トレード戦略⑥
リスク・リバーサル
第24章 ファンダメンタル・トレード戦略⑦
オプションのボラティリティーを使って相場変動を測る
第25章 ファンダメンタル・トレード戦略⑧
中央銀行による為替介入
第26章 通貨の特徴ードル
第27章 通貨の特徴ーユーロ
第28章 通貨の特徴ーポンド
第29章 通貨の特徴ースイスフラン
第30章 通貨の特徴ー円
第31章 通貨の特徴ー豪ドル
本書では、テクニカルやファンダメンタルズはもちろん、市場特性、市場参加者の心理状況、通貨ペアの特性、通貨間の相関、ボラティリティー、時間帯、流動性をもトレード戦略に組み込み、それぞれに対するアプローチ方法を具体的に解説しています。
つまり、読み手によっていかようにでも受け取れる内容ではなく、論理と根拠に基づいたトレード手法を解説しているということです。
これが、「この1冊すべてが『武器』になる」という理由でしょう。
自らのトレード手法を教えるといった本でも、ポジションを保護する方法が解説されていなかったり、資金の管理方法が曖昧だったり、利益確定は自分の満足のいく金額にしましょうといった内容だったりするものです。
しかし本書は違います。どの程度のリスクを取り、どのくらいのリターンを得る計画なのか、そのためにはどのようなトレードルールが大切なのかを明確に示しています。
つまり、取ったリスクの分のリターンを確保すると同時に、さらに利益を伸ばそうとするトレーリングストップをとても上手に、シンプルに使いこなしているのです。
これをみるだけでも、真のプロトレーダーがどこまでも利益を追求しようとする、良い意味での「貪欲さ」が垣間見られます。
しかも、単に成功したトレードの事例だけでなく、利益を伸ばすときにうまく行かないときの対処法をも、きめ細やかに解説しています。
世界最強の投資銀行で実戦経験を豊富に積んだキャシーは、デイトレード、スイングトレード、そして、保有期間が数カ月間におよぶポジショントレードまでを使いこなします。
しかし、大技が簡単に決まるほどマーケットは甘くありません。
ダイナミックでありながらも、レバレッジをかける為替相場では、短期トレードがもっとも相性が良いと説いています。
FXの世界に長く身を投じていると、頭をリセットしたくなったり、初心に帰りたくなったり、戦略を見直したくなります。
そんな時に読み返したくなる本です。私の中では永久保存の良書です。
株式やFX、コモディティ、CFD、先物・オプションなど、一通りのトレード経験がありますが、もっと若い時に本書のような書物に出会いたかった…と自分を励ましながら繰り返し読んでいます。
FX取引の基本的な構成から様々な取引者の実需・心理など一通り網羅しています。
表紙に「すべてを教えてさし上げます」と書かれていますが、その通りだと感じました。
初心者にもお勧めできる本です。
¥3,520
(2024/11/21 02:39:34時点 Amazon調べ-詳細)
高勝率トレード学のススメ
夢と希望を胸にトレーディングの世界に入ってくるトレーダーのほとんどは、6カ月もしないうちに無一文になり、そのキャリアを終わらせる。
この世でこれほど高い「授業料」を払う場があるだろうか。
こうした高い授業料を払うことなく、最初の数カ月を乗り切り、将来も勝てるトレーダーになるためには、市場での実績が証明されたプログラムが不可欠である。
本書はこのような過酷なトレーディングの世界で勝つためのプログラムを詳しく解説したものである。
トレーディングの現実を著者独自の観点からあぶり出し、短期トレーダーと長期トレーダーたちによる実際の成功例や失敗例をチャートとケーススタディを通じて検証する本書は、まさにトレーディングの生きたガイドブックといえるものである。
レビュー・口コミ
金額が高価な為、買うのをためらっていましたが、レビューの評価が高いので購入しました。
まさに名著です。もっと早くこの本を買えばよかったと後悔しています。
本書は、実際の株取引で問題になるであろう事細かな注意点が詳細に記述されています。
初級者や成績の安定しない中級者にとっては学びの多い本となるでしょう。
中途半端な説明しか記載されていない書籍を数冊購入するよりも断然お得です。
投資家に必要な知識である「テクニカル分析」「メンタルコントロール」「リスク管理」が丁寧に書かれています。
この本を読みながら実践を繰り返していけば、自分のトレードスタイルが確立していくと思います。
576ページと情報量が多いですが、スラスラと読み進めることができました。
FXトレードをしていますが、今まで読んだ本の中で一番腑に落ちました。
【残り6件の口コミを見る クリック】
第1部 トレーディングの心得
トレーディングの授業料
現実的な目標を設定しよう
ハンディを無くせ
第2部 ニュースの利用
ニュースでトレードする
第3部 テクニカル分析
複数の時間枠でチャンスを広げよ
トレンドでトレードする
オシレーターを使う
ブレイクアウトと反転
手仕舞いとストップ
高確率トレーディング
第4部 プランに基づくトレーディング
トレーディングプラントゲームプラン
システムトレーディング
バックテストについて
マネーマネジメントプラン
リスクパラメータの設定とマネーマネジメントプラン
第5部 自己管理
規律ー成功へのカギ
オーバートレーディングの危険性
内面を鍛えよー常に冷静であれ
本書では、「勝っているトレーダーがやっていること」「感情のコントロール」「テクニカル指標」「トレード手法」「自己規律」などについて丁寧に書かれています。
初心者を脱したレベルのトレーダーにはピッタリの本です。
ある程度経験を積んだ方もレベルに応じて学習できると思います。
本書を読めば、勝っているトレーダーがどういう風にトレードしているのかが分かります。
トレード手法だけでなく、メンタルや資金管理、バックテスト・ポジポジ病についても書かれていて、正に至れり尽くせりの内容となっています。
日本語に翻訳された本ですが、そんな風には感じないぐらいとても読みやすい。
何度も繰り返して読みたいと思える内容でした。
500ページを超える本なだけあって、内容がかなり濃いです。
テクニカル指標についても丁寧に説明してくれていますので、意味がわからず使いこなせていない人には、とても参考になると思います。
テクニカルを勉強して勝ちたい人には、特にお勧めの本です。
・資金力がある
・トレーディングをビジネスと考える
・リスク許容度が低い
・市場が機会を提供してくれた時だけトレードする
・感情をコントロールできる
・トレーディングプランを持っている
・リスクマネジメントプランを持っている
・規律が身に付いている
・集中力がある
・資金不足
・規律にかける
・オーバートレードする
・市場を理解していない
・飛びつき売買する
・追っかけをやる
・どんな動きも見逃すまいとする
・意地になって同じポジションやアイデアに固執する
・ニュースを正しく理解しない
・いつもホームランを狙う
・損失を野放しにする
・利食いが早すぎる
・軽率なトレードをする
・リスクを取りすぎている
・感情をコントロールできない
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超実践!順張りスイングトレードの極意
「より具体的な方法論についてもっと教えてほしい」という多くの読者の声に応えて、『スイングトレードの極意』第二弾!
トレーダーが何より手に入れたい荻窪流“ 損小利大テクニック” を伝授!
レビュー・口コミ
本書は初心者にも理解できるように優しく書いてくれています。
中級者以上が読んでも、専業への道も開かせてくれるほどの破壊力を持っていると感じました。
前作が素晴らしかったので今作も買いましたが、期待を裏切らない良作でした。
負ける時はなるべく小さくし、勝つ時にはなるべく大きくする。トータルで着実に勝ち続けていくための考え方と手法が書かれています。
トレンドには決して逆らわないこと、自分に合ったボラティリティの銘柄を売買することなど、負けないための売買のコツが詰まっています。
根拠がないトレードは勝てても運に過ぎないので、いつまでも続かないことを改めて理解できました。
【残り3件の口コミを見る クリック】
第1章 損小利大の方法論
情報格差は過去のもの
相場の本質は単純
相場の波動を捉える
何よりも優先すべきことは「止血」
柔道の基本と相場の基本
損小利大につながりやすい注文法
スイングトレーダーがデイトレーダーになる時
スイングトレーダーが長期投資家になる時
トレードの損益計算式
勝率にこだわることの功罪
やってはいけないこと
勝率と損益
時間軸にかかわらず損切りの速さが鍵
損小利大のシステム化
上級者のナンピン
「宗教論争」は無益
第2章 受給と株価の関係
不可能な現象の発生
立会外分売と受給
大多数のトレーダーにとって知る余地すらない需給要因
注意すべき「洗脳」
株価は結構頻繁に間違える
勘違いが株価を動かすこともある
市場は常に材料を求めている
材料に対する審美眼
理想的な好材料とは?
カタリストにも2つの種類がある
第3章 ボラティリティを極める
ボラティリティと株価のパフォーマンス
ボラティリティとトレーダーのパフォーマンス
暴騰相場は高ボラティリティ銘柄が牽引する
現実の数字として確認することの重要性
低ボラティリティ銘柄のパフォーマンス
自分に合ったボラティリティ
トレーダーのパフォーマンスのボラティリティ
ボラティリティブレイクアウトとは
ATRPとは
ATRPの利点
ボラティリティブレイクアウトの実例
需給激変が引き起こすボラティリティブレイクアウト
ボラティリティブレイクアウトを待たずに売買すべき時
第4章 トレンドフォローを極める
稲妻の輝く瞬間
ターンを待つ投資家とターンを追いかけるトレーダー
ヤマタネの知識を経験に学ぶ
全体相場のトレンド判定
複数の判定基準を持つ
パラボリックとは
ストラテジーの判定を活かした建て玉法
全体地合の読み方
関心の無い銘柄あえて監視
個別銘柄に通用するストラテジー
トレンドが出にくい銘柄
人間としての弱みをカバーするシステムトレード
裁量トレードの補完装置としてのシステムトレード
システムトレードを利用する意義
システムトレード、どのサービスを使うか?
ボラティリティブレイクアウトのストラテジー
第5章 専業トレーダーを目指す
上手なトレーダーばかりが目立つ理由
ボラティリティブレイクアウトのとの出会い
システムトレードとの格闘
終わりは突然に、そして復活へ
トレーダーは気楽な稼業か?
専業トレーダーは養成できるのか?
専業トレーダーと兼業トレーダー
どのような兼業トレーダーが活躍するのか?
「攻め」と「守り」のバランスを取ることの重要性
キャッシュ・イズ・キング
専業トレーダーが陥りやすい罠
他のトレーダーと自身を比較することは無意味
専業トレーダーへの道
本書は初心者の方が相場について最低限理解しておくべきことを体系的、かつ簡潔にまとめている良書です。
投資やトレードに関する書籍は書店に多数並んでいますが、海外トレーダーが書いたものを翻訳されている物が多い印象です。
しかし、本書は日本の相場に詳しい日本人トレーダーが書いた本ですので、日本のルールに即していて馴染みやすいです。
これまでトレードに関する本を10冊位読んできましたが、本書が一番参考になりました。
本書は負けないための方法が徹底して書かれてあり、トータルで着実に勝ち続けていくための考え方と方法が身に付きます。
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デイトレードのやり方が分かる初心者におすすめの本4選
老後2000万円問題などによって、トレードに興味を持っている人も多いのではないでしょうか?主にチャートの情報で戦うことになるトレードは、個人投資家にとっても悪くない戦場と言われています。この記事では、 ...
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