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パナソニックが電気自動車用の電池を量産!航続距離で世界最長水準

パナソニックが電気自動車用の電池を量産!航続距離で世界最長水準

パナソニックは2023年にも電気自動車(EV)用の新型リチウムイオン電池を量産します。

EVの航続距離を従来より2割長くでき、電池重量あたりの航続距離で世界最長水準になるとみられています。

EVは航続距離の短さが課題でしたが、1回の充電で長距離移動できれば使い勝手でガソリン車と遜色なくなります。

EV普及が一段と加速する可能性が出てきました。


パナソニックが電気自動車用の電池を量産

パナソニックが電気自動車用の電池を量産

車載電池はEVコストの約3割を占める中核部品で、その性能が航続距離を左右します。

パナソニックは800億円前後を投じて和歌山工場(和歌山県紀の川市)に建屋を増設し、量産設備を導入します。

生産ラインの年産能力は今後詰めるが年10ギガワット時弱となるもようです。

EV15万台分に相当し、パナソニック全体の生産能力の2割弱にあたります。


2022年に一部稼働させ安全性や効率性などの技術を確立します。

2023年にも本格的な量産に移る見通しです。

米国などでの生産も視野に入れています。


EVの航続距離が従来より2割長くなる

EVの航続距離が従来より2割長くなる

量産する新型電池「4680」はまず米テスラ向けに供給します。

同社の旗艦モデル「モデルS」の場合、1回の充電の航続距離は約650キロメートル。同モデルに新型電池を搭載すれば単純計算で750キロ程度となります。

パナソニックはテスラ以外への供給も探っています。


材料や製造工程などを見直し、電池を大型化してもエネルギー密度が下がらないようにします。

現行電池でも重量あたりの走行距離は世界最長水準だが新型電池でさらに競争力を高めます。

電池直径を約2倍にして容量を5倍に増やします。

生産も効率化でき、容量当たりの生産コストは従来品より1~2割下がる見通しです。


国内で電池工場の設備投資が実施される重要性は大きいです。

EVの中核部品を安定調達できサプライチェーンのリスクが小さくなるほか、経済安全保障上も有利となります。


EV用電池の増産投資は世界で広がる

EV用電池の増産投資は世界で広がる

EV用電池の増産投資は世界で広がっています。

最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)の総投資額は2兆円に近いです。

韓国LG化学は電池子会社を上場させて1兆円程度を調達し米国などで投資します。

トヨタ自動車も30年までに車載電池の生産・開発に2兆円規模を投じます。


開発競争も激しくなっており、CATLなどから電池を調達する独メルセデス・ベンツは航続距離1000キロ級の量産を計画します。

次世代電池として全固体電池も注目を集めるものの実用化には時間がかかる見通しで、当面はリチウムイオン電池が開発の主軸となります。


パナソニックはEV用電池で高いシェアを握っていましたが、19年に稼働したテスラの中国工場にLG化学とCATLが参画しました。

それによって、テスラに電池を独占供給する構図が崩れシェアを落としました。

新型電池により巻き返しを狙います。


次世代電池の開発も活発

次世代電池の開発も活発です。

全固体電池は電解液を固体電解質に置き換えた電池で、トヨタ自動車や日産自動車が開発しています。

安全性と高容量を両立しやすい一方でイオンが電極と電解質の境界を移動する際に電気抵抗が大きくなることなどが課題です。

EVに本格的に搭載されるのは、早くても20年代後半~30年代前半との見方があります。


車載電池の世界市場は2035年に約26兆円

車載電池の世界市場は2035年に約26兆円

富士経済によると、車載電池の世界市場は2035年に約26兆円と20年の8・5倍に増える見通しです。

日本はパナソニックなどの電池メーカーのほか、住友金属鉱山や旭化成など材料メーカーが強いです。

ただ近年は中国・寧徳時代新能源科技(CATL)や韓国・LG化学など中韓勢が投資力を生かしてシェアを拡大しています。

自動車会社と組んで大規模な投資に乗り出すケースが増えています。


まとめ

まとめ

パナソニックは2023年にも電気自動車(EV)用の新型リチウムイオン電池を量産します。

EVの航続距離を従来より2割長くでき、電池重量あたりの航続距離で世界最長水準になるとみられています。


2022年に一部稼働させ安全性や効率性などの技術を確立します。

2023年にも本格的な量産に移る見通しです。

量産する新型電池「4680」はまず米テスラ向けに供給します。


パナソニックはEV用電池で高いシェアを握っていましたが、19年に稼働したテスラの中国工場にLG化学とCATLが参画しました。

それによって、テスラに電池を独占供給する構図が崩れシェアを落としました。

新型電池により巻き返しを狙います。


車載電池の世界市場は2035年に約26兆円と20年の8・5倍に増える見通しです。



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