FP３級の勉強におすすめの本５選【2024年版】

表紙にある通りベストセラーの本です。

使ってみて良かったこと悪かったことを箇条書きにして解説します。
良かった点
・他の教科書より取っつきやすく、初めて資格の勉強をする或いはこの分野を知る人からはかなりありがたい作りだった
・重要なところは字に色が引かれていたり、赤字で強調されている
・板書や要所要所にある灰色の所の解説が非常に丁寧
・さらっと書いていますが、結構綺麗に掘り下げてくれているので後々つなげやすい

・他の教科書より取っつきやすく、初めて資格の勉強をする或いはこの分野を知る人からはかなりありがたい作りだった
私は国家資格を取ったり、そもそもこういう類の勉強をするのがこれが初めてでした。
もちろん資格だけでなく学校の勉強用の教科書もほとんどは字で書かれているのが多いのだろうなと思い最初は勉強する気がなく数週間ほど、どれで勉強したらいいか悩んで独学で合格された方のブログやサイトを見たところこれを使った、これがいいと言う意見がかなり多く、ほぼ即決で他の参考書と比較せず買いました。
ただ本当に後々勉強していく上で、読んでいくのや勉強が苦にならないかを知るために直接本屋さんで手に取ってぺらぺらっと眺めた上で買いました。

・重要なところは字に色が引かれていたり、赤字で強調されている
この本、6単元ごとに色がついていて、重要な部分はその色で黒字の後ろにマーカーを引くような感じで色が付けられていたり、赤字での強調もあるのですがこの色付けがおそらく他のFP系の教科書を比べてもかなり多いです。
そのため、目につきやすく記憶定着で覚えていきますが、視覚的にも覚えやすいのが特徴かなと思いました。
個人的な感覚ですが、教科書の構成が非常に特殊でポップなので、試験中や問題を解いているときも頭で教科書を開いて、何が書いてあったか思い出しやすかったりしました。
またほとんどの所がちゃんと試験で問われて出てくるので、無駄なところがありません。

・板書や要所要所にある灰色の所の解説が非常に丁寧
これはこの教科書の一番の特色と言っていいでしょう。
板書とは、とある単語や制度に関してを深く掘り下げたり図を用いて仔細の説明がされていたりするところです。
これが非常にまとめられ方が綺麗で覚えやすい。
この本、試し読みができるので照らし合わせて言うと、6つの係数や住宅ローンの箇所など枠で囲われているところが板書なのですが、文字だけの解説でなく図や表、イラストを用いて説明があるのでただ教科書の文字を読んで自己解釈で理解するより、頭で考えやすく正しく理解することができました。

以下、良かった点、悪かった点です。
使ってよかった点
・基礎的なところの問題が多いので、教科書の内容を理解し覚えられているかから確かめられる
・学科実技どちらも収録されており、実技は3種すべてある程度平均的に過去問を入れてくれている
・答えの冊子の方に、教科書のどこの部分を基にした問題なのかを教科書の印刷そのまま入っている
・解説の文章の書かれ方が丁寧

・基礎的なところの問題が多いので、教科書の内容を理解し覚えられているかから確かめられる
要約すると、問題集にあった過去問や問題は結構易しめの物をチョイスされてる印象でした。
文字通り、教科書とセット前提の本なので、教科書の内容を正しく理解しているか、問題が問いたいことを読み解けるかを結構重点的に置いているように思えました。
なので、教科書に書いてあることをほぼ分かっていれば間違えることはありませんでした。
ただ、文字通り過去問なので結構古い年度の問題も入ってます。
そのあたりは少し難易度が高いなと思いました。
実技に関しては、ほぼ過去問と同じレベルかそれより少し易しめです。

・学科実技どちらも収録されており、実技は3種すべてある程度平均的に過去問を入れてくれている
FP試験の実施団体の1つであるきんざいは、学科と実技で問題集が分かれているのですがこのシリーズ含め、教科書と問題集をセットで出してくれているところは、学科も実技も1冊にまとめて作ってくれているので、お金の面でも割安で済んでいいなと思います。
このシリーズに関しては、上記の通りですが割合としては学科の問題数が非常に多いです。
学科:実技=8:2といったバランス具合でしょうか。

あとFP3級には、個人資産相談業務、保険顧客相談、資産設計の3つの実技がありますが、それらすべての過去問も同じくらいの量で収録されてました。

・答えの冊子の方に、教科書のどこの部分を基にした問題なのかを教科書の印刷そのまま入っている
個人的にはこれがすごくいいなと思いました。
姉妹本で出してるからこそではありますが、解答の冊子を見て答え合わせをするときに、〇×ならどっちか、三者択一なら1～3いずれかが答えとして載ってるのですが、その後にどこの部分から抽出して出題してたのかを、教科書にある通りの印刷のまま引用して載せてたのがすごく良い工夫をされていて、間違えたとしても勉強しなおしやすいなと思いました。
ただ、本当にぺっと載せられているだけなので、人によってはどこが関連してるのか分かりにくさももしかしたらあるかもしれませんね。

・解説の文章の書かれ方が丁寧
学科も実技も解説が載ってますが、特に実技の解説が結構丁寧に書いてくれている印象でした。
計算式やどの数字を使ってどのように答えを出しているか、また三者択一問題なら、なぜこれが正解で、他の二つがなぜ間違いにあたるのかを結構事細かに書いてくれていて読みやすかったです。

フルカラーで読みやすいテキストです。

FP3級の範囲をわかりやすくまとめてあります。紙面がかなり読みやすい。読みやすく、わかりやすいのでしっかりと頭に入ってきます。紙媒体であれど、LECの人気講師の方の本ですので、ツボをつかんでいるとはこういうことか、と思いました。

ページの小口側にも索引が刷り込まれていて、どこがなんの範囲かもわかりやすく、メリハリも効いていて進めやすいです。出る所だけをわかりやすく、というコンパクトさではありますが、そこがいかにも資格受験専門校のテキストらしさがあります。

短期間で詰め込みたいという人にはかなり向いたテキストかと思います。これを一通り学習した後は、対応する問題集がありますので、そちらを繰り返し学習することで、解いてさらに覚えるで学習を進めるのがよいかと思います。

FP３級についての概要が「はじめに」に書かれています。目次から技能検定の６科目を科目ごとに引けるように構成されています。検索しやすくて、そして本文で詳細までわかるように書かれています。

同シリーズの問題集とも連動しており、その２冊の使い方も書かれています。本書に模擬テストは付属していませんので、テストまで試すには問題集も必要です。

国家資格のFP３級に合格するための勉強時間は標準で30時間ぐらいだそうですが、興味を持った人ならば覚えやすいのかなと思いました。

確定申告が自分でできて株や投資も少し知ってて、年金や相続のことも多少は知ってるぐらいの人が、もっと具体的に確実に知識にしたかったら30時間なのかも知れないです。何も知らないと30時間では難しいと思いました。

FP３級の知識があると、人生のどんな時にどんな情報を持っていたら生きやすいかを掴めると思いました。資格を取るだけではなく、自分が生きるためや騙されないための知識を得るためにも良書だと思いました。

「薄くても受かる」という言葉がカバーに書いてありましたが、まさに、そうだと思います。

自分は、FP３級にはすでに受かっているのですが、家族が受けるにあたって、次の試験に対応している本の中で一番よさそうなものを選びました。

FP３級は、社会人であれば常識的に知っていることがけっこうあると思います。
それをふまえて、試験で得点するための勉強をするのが、効率的な勉強法だと思います。

だから、すべてを網羅する必要はないし、深く知りすぎる必要もない。
ザッと中身を見ていますが、うまく取捨選択されている感じがします。

２級はちょっと難しいので、じっくり勉強しなきゃダメだと思いますが、３級は、このシリーズのテキストと問題集を１冊しっかりやれば、確実に合格できると思います。

問題集ということもあり、基本的に問題文と答えがひたすら続きます。
イラスト的なものがないのでちょっとイメージしづらいかもしれません。
解説はそこそこの分量でされているので、それで理解できるのならば問題ないですね。

学科に関しては、左に問題、右に回答＆解説と一問一答形式になっています。
電車の中でサラッと読める感じですね。
ただ、重要部分は答えを赤シートで隠せる形式ですが、肝心の赤シートがないのを見ると、単にそういう色使いにしているだけかもしれません。
もし別途で赤シートがあるのなら活用できるでしょう。

赤シート付のテキスト。
本文はフルカラーで、他社テキストのようなキャラクターや「ポイント」「用語説明」などの欄外説明が載るような枠がなく、大変にシンプルな構成。
言うなれば、学校の教科書に似ている。
そういった枠にスペースを割かれない利点として、表などが大きく、文字も大きくて読みやすく、シンプルで気がそがれない。

章の最後に過去問や実技試験対策として問題が掲載されており、学んだ部分をしっかり理解しているか、短いターンでの確認を行える。

この問題は基本的に答えだけがすぐ下に載っているこれまたシンプルな回答ぶりで、自分が間違えたら、それはもうテキストをさかのぼって該当箇所をなんで間違えた？と考えつつ確かめる工程が必要なところがいい。
間違えたら、テキストを読み返すというごく当たり前のことをきっちりやりなさいと態度で示している。

この形式が合うか合わないかは人次第ではあるのだが、シンプルないかにも教科書っぽいテキストを好む人は確実にいると思う。個人的には使いやすいテキストだと感じた。

テキストとしては3級合格に十分な内容で、特徴としては分野毎に色分けされていたり、冒頭に学ぶことを短く要点としてまとめていたりします。

見やすい編集なのと、色分けは結構重要で、暗記をするときの助けになります。具体的には別途問題集を買って説いているときに、思い出せないような内容でも、どういう色のページにどういう記述がされていたか、という風に思い出せれば、たとえ解けなくとも暗記の手助けになり、本番でおおいに役立ちます。

このようなことはある程度勉強に慣れていないと分かりづらい話ではありますが、素直にこのような本で勉強しているとわかるようになると思います。独習者、初学者向けの良い本です。

左に問題、右に解答とすぐに答え合わせができるので短い時間でもアウトプットができるのが嬉しいです

解説も丁寧で解りやすいです

模試が2回分ついているので、試験前に予行練習もできとても使いやすい問題集だと思います

テキストと揃えて使うと効率よく勉強できると思います

いろいろ悩みましたがこちらに決めた理由は以下の通りです。

学習内容が包括的にまとめられていて学習しやすい解説が端的にまとめられていて自分に合っていた。
ビジュアル的にはカラーページがいろいろあったらもっとよかったです

隙間時間などにサクッと学習できそうです。
自分にとってこの資格は決して楽なものではないと思います。

相当な時間をかけて取り組まないと合格は厳しいでしょうが、これで勉強がはかどるかもしれません。
ま、これ一冊で合格かどうかは自分の努力次第ですね。