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株式投資で勝てるようになる中級者におすすめの本 10選!人気ランキング【2025年】

株式投資で勝てるようになる中級者におすすめの本

株式投資を始めてしばらく経ち、「初心者向けの知識は分かるようになったけれど、次のレベルに進むには何を学べばいいのだろう?」と感じていませんか?

中級者になると、基礎的な投資手法や用語は理解できていても、より具体的な戦略やリスク管理、マーケット分析など、実践的なスキルを深める必要があります。

本記事では、そんな中級者の方に向けて、投資の成功率をさらに引き上げるためのおすすめ書籍をランキング形式でご紹介します。

ガイドさん
ガイドさん

ここで紹介する書籍は、単なる知識の詰め込みにとどまらず、現実の投資場面で役立つ実践的なアプローチや、成功者が実際に用いたノウハウを学べるものばかり。

例えば、投資リスクをコントロールする方法や、株価の動向を見極めるためのテクニカル分析、ポートフォリオの最適化といった中級者に必要不可欠な内容が含まれています。


「もっと深く学びたいけど、何を読むべきかわからない」「投資に役立つ本の中から、自分に合ったものを選びたい」と悩んでいる方にとって、本記事は絶好のガイドとなるはずです。

それぞれの書籍の特徴やおすすめポイントも詳しく解説していますので、ぜひあなたの投資スキル向上のヒントにしてください!

読者さん
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1位 株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方

株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方

株式投資に興味を持ちながらも、決算書という壁に立ち向かうのが怖いと感じている方は多いのではないでしょうか?

そんな悩みを抱える投資家にとって、まさに救世主となる一冊が『株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方』です。

この本の著者「はっしゃん」氏は、フルタイムのサラリーマンとして働きながらも、株式投資を通じて3億円以上の資産を築いた実績を持っています。

彼が実践する独自の「3分速読術」は、限られた時間を効率的に使い、成長株を見つけ出すための画期的な方法です。


本の感想・レビュー

短時間で効率よく学べる内容

この本の最大の魅力は、忙しい人でも短時間で重要なポイントを理解できる構成にあります。

決算書を読むというと、全体を精読しなければならないイメージがありましたが、著者の「速読で十分」という考え方に心から共感しました。

特に、1ページ目に記載されている売上や利益の伸びを確認するだけで「株価が上がりそうな会社が9割わかる」というアプローチは画期的です。

時間のない日常の中でも、3分でこれだけの分析ができるという点は、投資をもっと身近にしてくれました。

今まで決算書に手を出すことをためらっていた私にとって、この本はまさに「始めるきっかけ」になりました。




2位 機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法

「株式投資で成功するには、未来を正確に予測しなければならない」――このような常識が長い間、投資の世界で信じられてきました。

しかし、本書『機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法』はその前提を根本から覆します。

著者・泉田良輔氏が提案するのは、「予測不要」という斬新な投資アプローチ。

未来の不確実な動向に振り回されるのではなく、企業の過去の実績やデータを徹底的に分析し、合理的な判断に基づいて投資を行うという方法です。


本の感想・レビュー

初心者にもわかりやすい解説が魅力

投資に関する本というと、どうしても専門用語や難解な理論が多く、初心者には敷居が高い印象があります。

しかし、この本は全く違いました。

専門用語が出てきても、必ずその背景や意味が丁寧に説明されていて、初めて投資に触れる人でもスムーズに読み進められるように工夫されています。

特に、初心者が投資を始める際につまずきやすいポイントを、具体的に「スクリーニング」「財務指標分析」「バリュエーション」という3つに分けて解説している部分が非常に役立ちました。

自分がどの段階で何を学ぶべきかが明確になるので、初心者でも迷うことなく学べる構成になっていると感じました。




3位 真のバリュー投資のための企業価値分析

真のバリュー投資のための企業価値分析

投資の世界で安定的かつ確実に資産を増やすためには、企業の本質的な価値を正しく見極める力が欠かせません。

しかし、株価が一時的に安いという理由だけで投資を行っても、その企業の真の価値や将来性を理解していなければ、思わぬ損失を被る可能性があります。

バリュー投資の本質は、単に割安株を探すことではなく、企業の実態に基づいた価値分析を行い、適正な価格とのギャップを見極めて投資判断を下すことにあります。

この「企業価値分析」の重要性と、その具体的な手法を徹底的に解説したのが、柳下裕紀氏による著書『真のバリュー投資のための企業価値分析』です。


本の感想・レビュー

投資理論の深さに感銘

この本を読んで、私はこれまでの投資に対する考え方がいかに浅はかだったかを痛感しました。

バリュー投資と聞くと、「割安な株を買って、値上がりを待つ」というシンプルなイメージを持っていましたが、本書が語るバリュー投資の本質はまったく異なりました。

「価値」と「価格」の違いに正面から向き合い、企業の本質的な価値を見極めることが投資の根幹であると強く感じました。

特に、会計上の利益はフィクションであり、キャッシュ・フローこそが企業の真の力を表しているという考え方は、これまでの私の視点を大きく変えてくれました。

読み進めるうちに、私は企業の収益性や安定性をもっと深く掘り下げて考える必要があると痛感しました。

これまでの私は、利益や売上高の増減にばかり注目し、企業の持続可能な成長力や資本の効率性には無頓着でした。

本書の中で、キャッシュ・フローや資本コストといった要素がどれほど企業価値に直結しているかを学び、これからの投資では短期的な株価の上下ではなく、企業の本質的な価値を見極める視点を重視しようと心に決めました。

投資の世界は想像以上に奥深く、ただ安く買って高く売るだけの単純なものではないことに、改めて気付かされた瞬間でした。




4位 株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない

株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない

なぜ株式投資で成功する人と失敗する人がいるのでしょうか?その答えは、知識や技術だけではありません。

「メンタル」こそが勝敗を分ける大きな要因です。

株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない』は、現役サラリーマンでありながら投資家として資産を数千万円規模にまで増やした著者・長田淳司氏が、その成功の秘訣を余すことなく伝える一冊です。


本の感想・レビュー

暴落時の「バーゲンセール」理論が面白い

本書を読んで強く印象に残ったのは、「暴落はバーゲンセール」という考え方です。

株価が急落する場面は、多くの投資家にとって恐怖の瞬間です。損失を最小限に抑えたい一心で売却に走る投資家が増え、市場全体が悲観に包まれます。

しかし、著者はそのような状況を「チャンス」と捉えています。

暴落時こそ、価値ある株を安価で手に入れる絶好のタイミングであると語る著者の視点は、多くの投資家にとって新鮮かつ実践的な気づきを与えてくれます。

暴落時に冷静さを保つためには、投資家としてのメンタルの強さが欠かせません。

本書では、そのメンタルをどのように鍛え、維持するかについても具体的に解説されています。

多くの投資家が恐怖で動けなくなる状況を逆手に取る発想は、投資家としての成長に繋がる大きなヒントだと感じました。




5位 最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術

最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術

株式投資に興味があるけれど、「何をどう始めればいいのか分からない」「失敗したら怖い」という不安がある人は多いのではないでしょうか。

そんな初心者から中級者まで、幅広い投資家に向けて書かれたのが、著者「株の買い時」による初の著書『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ!成長株集中投資術』です。

これまで多くの投資初心者を成功へと導いてきた著者が、自身の成功体験と失敗から得た教訓を基に、誰でも実践可能な「成長株集中投資術」の全貌を公開しています。


本の感想・レビュー

老後資金2000万円問題へのアプローチ

老後資金2000万円問題は、多くの人にとって避けて通れない現実です。

年金だけでは満足な生活が送れない可能性がある中で、「どうすれば効率的に資産を増やせるのか」という疑問に、本書は真正面から答えています。

著者自身がサラリーマンとして働きながら、少額資金からスタートし、コツコツと成果を積み上げてきた経験は非常に説得力があります。

この「現実的な方法論」が提示されていることに、私は深く共感しました。

特に印象的だったのは、著者が「老後資金を貯めることは、焦らず確実に進めるべきプロジェクト」として捉えている点です。

書籍の中で紹介されている「1~3銘柄に集中投資する戦略」は、少ない時間で効率的に資産を増やす手法として非常に納得のいくものでした。

また、「EPS(1株当たり利益)が増加している企業に注目する」というシンプルな基準は、初心者にも取り組みやすいものであり、特にこれから投資を始めたい人にとって大きな安心感を与えると思います。

読者にとって、「少額の投資からでも老後資金をしっかり準備できる」というメッセージは希望そのものです。

この本を通じて、「自分にもできる」という気持ちを持つことができました。




6位 10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資

10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資

「投資に興味はあるけれど、まとまった資金がない」「株の知識がないから難しそう」「本業が忙しくて投資に時間をかけられない」――そんな悩みを抱えている方にこそ読んでほしいのが、『10万円から始めて資産を200倍にする小型成長株投資』です。


本書の著者・長田淳司氏は、サラリーマンとして働きながら、13年で資産を7000万円超に増やした現役投資家です。

彼がここまでの資産を築くことができたのは、株式市場において「プロとは異なる土俵で戦う」という視点を持ち、サラリーマン投資家に最適な手法を編み出したからです。

多くの投資初心者が「株で成功するには豊富な資金が必要」「短期間で利益を出さなければならない」と考えがちですが、著者の投資戦略はその常識を覆します。


本の感想・レビュー

著者の実績に基づく信頼性

本書の最大の特徴の一つは、著者自身の確かな実績に基づいて書かれていることです。

投資に関する書籍の中には、理論やデータをもとに書かれたものも多くありますが、実際に成功を収めた投資家が、自らの経験をもとに語る内容には、理論では得られないリアリティがあります。

著者は、長年の投資経験を通じて試行錯誤を重ね、最終的に小型成長株投資というスタイルを確立し、大きな資産を築いてきました。

本書の序章では、著者自身の投資成績が公開されています。

資産は約7000万円を超え、長期的な投資戦略によって堅実に成長させてきたことが分かります。

このように、自らの投資経験を包み隠さず共有する姿勢は、読者に対して大きな説得力を持たせるものです。

また、著者自身が過去に失敗を経験してきたことも赤裸々に語られており、投資の厳しさと、それを乗り越えるための工夫が詳細に述べられています。

投資初心者にとって、実績がある投資家の意見を学ぶことは非常に重要です。

本書では、成功のプロセスだけでなく、どのような失敗をし、そこから何を学んだのかが明確に語られているため、読者は単なる理論ではなく、実際に投資をする際に直面する現実的な課題についても学ぶことができます




7位 バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

「投資は頭のいい人やお金持ちだけが成功するもの」「英語ができないと米国株には手を出せない」「そもそも株なんてリスクが高そう」――あなたはそんなふうに思っていませんか?

もしそうなら、その考えを根本から変えてくれるのが本書 『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』 です。

本書は、投資知識ゼロ・英語力ゼロでも、元手10万円から誰でも始められる超シンプルな米国株投資法 を解説した一冊


本の感想・レビュー

米国株投資の魅力を再認識

本書では、日本株と米国株の違いについて詳しく説明されており、米国株投資の魅力を再認識することができました。

日本株と比較すると、米国株は株主還元の姿勢が強く、特に高配当銘柄に関しては長期的に見ても安定したリターンが期待できるという点が、具体的なデータを交えて解説されています。

日本株と米国株の違いについては、これまであまり意識していませんでしたが、本書を読んで「なぜ米国株投資が有利なのか」がはっきりと理解できました。

特に、米国には何十年も連続で増配を続けている企業が多く存在し、安定したキャッシュフローを生み出していることが紹介されており、長期投資に向いていることが納得できる内容でした。

また、著者は米国株投資のメリットだけでなく、リスクについても正直に書いているため、「すべてが完璧な投資法ではない」という現実的な視点も得ることができました。

本書を読むことで、「なぜ今、米国株投資が注目されているのか」がよく理解でき、投資先を選ぶ上での重要な判断材料を得ることができたと感じました。




8位 ウォール街のランダム・ウォーカー

ウォール街のランダム・ウォーカー

全世界で読まれている「投資のバイブル」です。

1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、「投資の名著」として絶賛されるベスト&ロングセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版。


本書の主張は「インデックスファンドへの投資がベスト」というシンプルなものだが、類書と異なる点は、なぜ他の投資方法がインデックス投資に比べて劣っているのかを、データを示してしっかり論じているところです。

過去のデータを鑑み、アクティブファンドの長期リターンが市場平均を下回ることを証明し、「猿がダーツで選んだポートフォリオを運用するのと等しい」とこき下ろすあたりは、読んでいて痛快かつ明快です。


硬派な内容でありながら、数式はほとんどなく、グラフや表を多用しており、初心者にも理解しやすくなっています。

間抜けなテクニカル分析手法やチューリップからITに至るバブルの話など、読み物としても面白く読める一冊です。


レビュー・口コミ

伏見の光さん

資産運用についてきちんと考えるのであれば、内容についての異論等もあるかもしれませんが、これはきちんと読んでおくべき基本文献です。

版を重ねる中で内容もシェイプアップされ、今日的な様々な動向なども取り入れたものになってきていると感じます。

翻訳ものはどうしても隔靴掻痒感があることが多いですが、本書についてはす原書の「しゃれ」的な部分も、よい翻訳でわかりやすく伝えてくれています。

分厚いですが、学術書ではなくて一般向けの資産運用指南書のようなものですので、「この株で大儲け」的なうさんくさい本よりもこの一冊をとりあえず読み込んでください。

すーさん

市場平均の恩恵に与る、インデックス投資の素晴らしさを説いています。
どんな投資スタイルでも、繰り返す読むべき一冊です。

1部は市場の狂気、バブルに関する。
歴史のバブルは、新たなテクノロジーの出現、あるいは新しい事業機会の到来がもたらしてきた。

2部は2大手法に関する。
テクニカル
同じ手法を用いる人数が多くなるほど、シグナルに対して得られる利益は減少し、有用とは言い難い。
ファンダメンタル
何年先を本当に予測できるのかに疑問を呈する。仮に正しくても、株価は反映されないこともある。

第3部は現代ポートフォリオに関する。
リスクは分散化により低減できる。分散できないリスクに対してのみ、リターンが与えられる。CAPM、スマートベータ、マルチファクター。

第4部は前章までを踏まえた投資戦略。
ポイントは個人のリスク選好を見極め、ライフサイクルを意識し、ポートフォリオを組むこと。






9位 敗者のゲーム

敗者のゲーム

激しく変動するマーケットに右往左往する。当初立てた投資計画を無視して、高値で買って安値で売ってしまう――投資家ならこういった経験があるはずだ。この先、ITバブルやリーマンショックに遭遇したら、どうすればよいのか? 本書はそのための現実的な対応を教えてくれる。


投資で成功するというのは、難しい証券分析などの専門知識や経験を身につけることではなく、ましてや短期的に市場を出し抜こうとすることでもない。市場平均利回りを上回る(=市場に勝つ)ことがきわめて難しくなった今、最も簡単かつ結果の出る方法は、インデックス・ファンドを活用することである。


レビュー・口コミ

やまのてさん

"インデックスファンドに投資対象にしましょう。
ただし一度に買わず、ドルコスト平均法でコツコツと。
そして無理しない金額で運用しましょう。"

これがこの本で推奨する投資方法になります。

なぜなのか。その理由について詳しく説明されています。
そして心構えについても。

ただ詳しいだけでなく、説明にユーモアがあり、やさしく読めるところがいい。
この本が最もすごいところは、初版から30年以上経っていても使える投資方法が書かれていること。

確定拠出年金の積立投資と、個人口座の積立投資で実践してますが下落時のストレスを感じていません。
この本の投資方法の欠点を言うなら、この一言に尽きます。
“退屈だ!"

D.IKUSHIMAさん

株式や投資信託を使った投資においてなぜ勝つことが難しいのかを論理的に解説したもの。

個々の投資家がどういった銘柄を選んでいつ売り買いするかという視点ではなく、株式市場全体をマクロな視点で見ることで、なぜ大半の人が投資を損を出すのかを説明していく。

説明の過程で投資に関する用語が登場するため、株式投資や投資信託に関しての基本的な知識を身につけている人向け。
全体的にインデックス運用を推奨する内容で、なぜアクティブ運用で利益を出すのが難しいのかがよくわかる。






10位 投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント

つみたてNISA、iDeCoにも最適。
100年人生時代、一生お金で困らないためのノウハウを満載!


『ウォール街のランダム・ウォーカー』のバートン・マルキールと『敗者のゲーム』のチャールズ・エリス、2人のカリスマによる「長期投資のバイブル」を全面改訂。


本書では「Keep it Simple」を合言葉に、その投資手法をKISS Investingと名づけ、5つのルールをあげています。

・できるだけ若い時から計画的に貯蓄に励む
・政府や企業の貯蓄優遇や課税軽減制度を最大限に活用する
・インデックスファンドで広範な分散投資を図る
・リバランスを通じて資産配分を守り続ける
・市場価格の変動に惑わされない


このシンプルな投資を実践するための手順を様々な事例やエピソード、
最新のデータを駆使して解説する。


レビュー・口コミ

ぴちょんくんさん

「老後2000万円問題で資産形成しなきゃと思いつつも、全く知識がなくネットで調べようにも何を調べるかさえも分からない」という人におすすめしたい本です。(具体的なトレーディング手法などを求めている人向けではない)

私自身、大学の銀行主催の講義で参考図書として挙げられていたため読みました。
初心者はまず長期投資の積立NISAやiDeCoを勧められますが、本書ではなぜ投資が必要なのかといったレベルから話が始まり、どのようにリスクに備えるのかなどのトピックに展開していきます。

「株でひと儲けしたんだ~w」といった成功体験を耳にする事があるかもしれませんが、そういった投資ではなく10年20年後、長期的な資産形成のための本です。

もちろん、これ一冊読めばいいと言うわけではありませんが、読んだあなたは次に何を学ぶべきか、調べる必要があるのかははっきりするはずです。投資はずっと勉強ですからね。

Umino Kujiraさん

真剣に資産形成を考えている人向けの入門書です。

主張は明快で、「インデックス・ファンドに長期分散投資せよ」です。
たったこれだけのことだが、本当に本当にほんとーに重要で、難しい。

私は短期集中投資で損をしてきた口です。散々痛い目を見て行き着いた結論は、この本の主張と同じです。
市場は海千山千の猛者だらけで、素人が手を出すと「天井買い、底値売り」が関の山です。
過去の投資で、唯一儲かっているのは、市況ガン無視で淡々と続けてきた積み立てインデックス投資でした。

もっと早く、この本と出合いたかった。。いや、本当に。若い世代の人にこそ、ぜひ読んでいただきたい本です。
大事なお金を溶かすことなく、素人にも勝率の高い方法が学べます。






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